2013年05月30日

直根'13

F-note713.jpg 毎年の事であるが間引きダイコン、この伸び具合で二股具合が予測出来る。今年はご覧の通り、素晴らしい!
 どうしてこんな差が出るのか、何年やってても理解不能である。毎年同じレシピで仕込んでも、ある時は二股率が六割を超える時もあれば、またある時は八割以上の直根率、これぐらいでも訳が分からないのに今年は直根率が100%・・・・不安だ(爆) ほぼ間引きの具合と同じ比率で二股が出来る事が経験上分かっているのであるが、二股率がゼロ、これは初めての経験である。どう考えてもおかしい、ひょっとしたら良いのばかり間引きして、残ったのが二股ばかり? いやいやそんな事はあり得ない、と言下に否定してみるがどうも不安が拭えない。
 毎年こんな悩み、いや楽しみかな(笑)に振り回されながら春作のダイコン収穫を心待ちにしている。その前に作る間引きダイコンの甘酢付け、こいつも春の定番になった。生活のリズムになりつつある農的生活、果たして今年秋からの畑浪人に堪えられるのだろうか・・・不安だ(爆)
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2013年05月20日

やさい畑'13初夏号

F-note712.jpg 連休のドサクサですっかり忘れていた、「やさい畑」初夏号、好評発売中である(笑)
 今まさに家庭菜園の最繁忙期である。夏野菜の仕込みが軒並みで、早いところではキュウリの収穫も始まっているに違いない。そんなこんなでこの号の特集は「夏野菜の育てワザ」・・・キュウリ、トマト、ナスを植えたは良いが、その後のお手入れ次第で収量は倍半分も違ってくる。いわゆる「仕立て」と言うヤツだ。ワキ芽欠き、一本仕立て、二本仕立て、ナスの三本仕立て等々、細かい管理が美味い野菜を育てるのに大きな影響がある。今回、残念ながら巻頭特集に「写真」の出番がない。イラストでスッキリとまとめられた紙面はデザイン化され写真よりも解りやすいかも・・・ウソだと思うなら是非手に取って確かめて頂きたい。ちなみに一冊¥880なり(爆)
 で、今回の我が特集は「エダマメの栽培、どっちが良いの?」・・・長いタイトルだが、夏に欠かせぬエダマメを、仕立てを変えた実験栽培である。直播きか移植か、どっちが良いと思います?
 
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2013年05月17日

もったいない・・

F-note711.jpg 例年の事ではあるが、キュウリの一番花の摘み取りを行なった。生え際から本葉5枚程度までの雌花、これはすべて摘み取られる運命にある。
 このまま放っておくと二週間ほどで立派なキュウリになる、う〜ン、分かっちゃいるがここは心を鬼にしてプチッ・・・は〜、切ない。などと書いては見たが、何年もやっているとこれが普通の行為となり、あまりもったいないとも思わなくなった。これが良い事なのかそうでないのか微妙な所だが、両方を比べた事もないので何とも言い難い。先人の知恵に習ってこうであろうと想像し、まっ、そんなもんだろう的な?(笑)
 慣れる、と言う事の功罪、これってサンデーファーマーにとっては決して良くない事かもしれない。美味くて安全なものを目指して来たはずが収量や姿形にこだわり始めてはいないか、畑で自問するが答えは出ない。まっ、帰ってビールでも呑みながら考えるか。(爆)
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2013年05月14日

エゴノキ

F-note710.jpg 畑通信、ここのところちょっと間が空いたが、通っていない訳ではない。先日もダイコンの間引きに行き記録を撮ろうとカメラを・・・電池切れだった、たまにはこんなこともある。ちなみに今年の間引きダイコン、見事な直根であったのは言うまでもない。
 と言う訳でもないのだが、今日は行き帰りの公園でのお話。今を盛りにエゴノキが咲いている。数日前から気になっていたのだが、時間に追われていたり、本降りの雨だったりで横目で眺めて通り過ぎるだけだった。やっと今朝、木の下にたって見上げることが出来たが、さすがにお花も後半、傷みが目立ち初めている。ずっと咲いているようでもお花の旬はこれで結構短いのだ。あちこち見上げながらアングルを決めかねていて、ふと地面に目をやった。お〜、これだ! 地面を真っ白にするほどの落花が延々と広がっている。さっそく愛機OM-Dを地面にベタ置き、具合の良さそうな落花を探す。ここのところ嵌っているオールドレンズFD135mmF2.8の柔らかな背景ボケを期待し、10mm厚の中間リングも併用、へへへっ、チョットいい感じ。
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2013年05月04日

'13 仕込み完了

F-note709.jpg 毎年のことながら春の連休は畑三昧の日々である。作業日程がそうなっているせいもあるのがだ、良い言い訳にさせてもらっているのも事実、すまん子供達よ(爆)
 とはいえ、みんなそれぞれの楽しみ方が出来る年齢になったので、連休のオヤジは生ゴミのようなもの、早々に退散するが無難だ。と言う訳で、外車のママチャリに乗ってそそくさと畑へ向かう。ここ二三日は天気にも恵まれ仕込みも昨日で全行程終了、あとは収穫のお楽しみだけがが待っている・・・訳はない、肥培管理もそれなりに大変なのだ、がんばるぞ!
 記録の意味も込め今年の配置を・・・手前から、ニラ、ナス二株、シシトウ、ピーマンは一株、キュウリ四株、トマト六株、内一株はミニ、ジャガイモ二畝、キャベツ六株、ホウレンソウ、コマツナが各半畝、ダイコン一畝12本、トウモロコシ二畝、ツル無しインゲン五株、エダマメ二畝・・・ふぅ〜、食べきれるだろうか・・・。
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2013年05月01日

小麦に花

F-note708.jpg え〜、今度は間違いなく「はたけの教室」ウドン打体験用の麦です、間違いありません(爆)
 今日、コマツナ第二陣の収穫に行き、園主さんから小麦の花が咲いていることを教えて頂いた。尾島早生と言う種類で昭和初期に武蔵野地区で栽培されていた品種、味が良いとの評判である。イネ科のお花は小さく目立たないうえ、すぐにしぼんでしまうので撮影チャンスはほんの一両日、ここぞとばかり撮りまくった。サワサワと風になびく麦穂はどうにも安定せず撮り辛い。その上、今日はよりによって三脚を持参していない。馬手にカメラ、弓手にレフ板、テニスもしないのに患ったテニス肘に負担がかかる。構えたまま風の止むのをジッと待つのだが、そのうちカメラを持つ手がプルプルと・・・何度もこれを繰り返しどうにか仕留めた一枚、しかしピントが・・・泣けてくるな〜、ダイエットのうえに筋トレも加えなければならない。随分と老人力がついて来たもんだ。
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2013年04月29日

風の通り道

F-note707.jpg 順調に仕込みも進み、周りに目を向ける余裕も出てきた。吹き渡る風が目に見える場所、それは麦畑。
 体験農園の隣に珍しく大きな面積の専業農家(?)が残っている。キャベツを生産している事が多いのだが、今年は麦が植わっている。金子ゴールデン、いわゆるビール麦と言われる種類だが、ビール会社に卸す訳ではないらしい。体験農園園主会と重なる部分も多い練馬の篤農家のあつまり「畑の教室」メンバーが秋のうどん打ち体験に使うために育てている麦だ。出穂も終わりサワサワと風になびくその姿はもう初夏の雰囲気である。
 畑に吹き渡る風は全ての場所にまんべんなく吹いている訳ではない。いわば呼吸をする様に強弱を付けながら麦の穂を揺らしているのだ。その息吹が感じられるのも麦畑、生き物が走り去る様な強弱がその面に現れる。サワサワだったり、ゴーッと強く吹いたり風の通り道が視覚となってみられる場所、一日見ていても飽きる事が無い。今日は風を撮ったのかもしれない。

訂正:この金子ゴールデンは練馬地ビール用に栽培されているもので、「畑の教室」ウドン打用ではありませんでした。お詫びして訂正致します(5/1)
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2013年04月27日

クラブハウス

F-note706.jpg 早春の大雪でつぶれたクラブハウス、といってもビニールハウスの事なんですが・・・(笑)
 ひさしぶりに区画を訪れ驚いた。なんと、新しいビニールハウスが畑の北側に鎮座ましましてるではないか。今度のクラブハウスは今までのそれよりおよそ四倍近くはあるのではと思うほど大きい。奥行きは間違いなく倍はある。間口はそれほどでも無いが、いかんせん今回のクラブハウス、農園入り口から遠いのが玉に傷である。水道は今まで通りの所にある、それもしょっちゅう使う訳でもないものが今まで通り農園の入り口、毎回使う鍬やバケツが遠くなったのは遺憾ともしがたい。
 新設備の配置に戸惑いながらも、コマツナの若採りを今期初収穫。毎年の事ではあるがたぶん灰汁も無く、ただゆでるだけで感動する味に違いない。あ〜、この喜びは生産者だけにに許された特権、毎年この時期だけの優越感だ・・・悪くないね(笑)
posted by 怪カメ at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園日記