2013年06月28日

谷間のユリ

F-note721.jpg 今月のオリンパスデジタルカレッジ撮影会、所沢のユリ園で6/19に開催され講評会も6/22に無事終了、Wで反省会参加の方も・・・感謝(爆)
 過去、2度の撮影会をこちらで開かせてもらったことがある。最初は台風、2度目もドシャ降りの中の開催となり、見事「雨男」の称号をいただく原因となった。それ以来、雨風の撮影会が続き、この称号もしっかりと定着することとなるのだが、今回は午後から雨の天気予報にも関わらず、残業時間どころか反省会までどうにか持ちこたえたではないか。あ〜、これで雨男の汚名もやっと返上だな、皆さん、これからはどうか安心してご参加ください、たぶん大丈夫です(笑)
 で、今回のテーマは「ユリ」・・・薔薇に次いで苦手なお花である。たぶん、ヒマワリやボタンもそうだが、大きなお花はクロスアップでは狙い方のバリエーションが少なく、誰が撮っても似たような構図になる所為ではないかと今回気付いた。なら引いてみるか、で撮ったのがこれ・・・「妖しの森へようこそ」如何?
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2013年06月25日

鎌倉でアジサイ

F-note720.jpg いつもカメラ機材のサポートでお世話になっているOLYMPUSのSNSサイト、その中の「お散歩学会」でのイベントに参加してきた。
 鎌倉のアジサイ、花撮りカメラマンには定番の場所であるが、その人気の高さゆえの混雑ぶりを見るに付け、いままで一度もこの時期に来た事はなかった。それなのになぜと言われると返す言葉もないが、まっ、これも成り行きで、としか言いようがない。とはいえ行くからにはそれなりの成果も望みたいが、さてどうするか・・・悲しい事に考えるより先に足が向かってしまった、やれやれ。
 じっくりと被写体と対峙するつもりであったのだが、三脚も立てられないような混雑や人の頭越しに出てくる携帯電話の放列には参った、と言うか瞬時に当初の狙いを諦めた。ではどうするか・・・もう、この混雑を撮るしかないではないか。アジサイの数より多い人の頭を出来るだけ取込み、その周りに恐縮気味のアジサイ、遠景には湘南の海と梅雨の晴れ間の小さな青空・・・観光ポスターには絶対ならないだろうな〜(苦笑)
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2013年06月21日

トウモロコシの純情

F-note719.jpg やっと梅雨らしい空模様になって来た。ムシムシジメジメとイヤな季節だが、野菜達には欠かせない雨なのかもしれない。 
 成長期に少雨だった今年、キャベツやダイコンは小さなまま、キュウリも蔓を伸ばさずどうしたモノかと悩んでいたのだが、本格的な雨が一日降っただけですっかり帳尻があってしまった。偉大なりお天道様である。まっ、そのおかげで一気に成長した野菜達、都合12本のダイコン、消費は一気にする訳にもいかず毎年悩みの種である・・・いっそダイコンダイエットでも始めるか(笑)
 丁度時期を同じくしてトウモロコシも雄花を咲かせる。例によって大量の花粉をばらまくのだが、自家受粉を避けるため同じ株の雌花よりも先に熟す。この辺は人間とちょいと違うようだ、人はたいていメシベの方が早熟である。とはいえ、身内には粉を掛けず、隣のネーチャンにちょっかい出すところなどは人様とまったく同じ、因果なモノである。この花粉の詰まった袋(「葯」と言うのだが)は、よ〜く見ると振り出し口がハート♡の形をしている。なんだか健気で泣けてくる・・・。
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2013年06月18日

雨は偉大だ!

F-note718.jpg 空梅雨気味の六月前半、今年のキャベツは小振りのばかりで外葉も硬そう、いかにも水不足の様相であった。
 そのキャベツが見違えるように大きく、また外葉も柔らかそうに変身していた。ここ4〜5日に降った雨の所為であろう、この大量の水はキャベツをここまで短時間で大きくする、雨は偉大である。 
 入梅以降、あまりに日照りが続いたため珍しく水やりなどしては見たが、これと言った変化もなく、さてどうしたモノかと悩んでいたところだけに、この変化には改めて驚いたのである。おなじようにダイコンは太る、キュウリは上へ上へと蔓を伸ばし、ナスも大きな実を付け始めた。ジメジメムシムシの梅雨、人様には決して快適と言える環境ではないが、やっぱり降る時に降らないと様々な物に影響が出るんだな。 日本の心「米」にもこの時期の雨は欠かせないであろうし、夏を控えて飲料水を確保するためにも梅雨には雨が必要なのだ。とはいえ、出来るなら撮影には降らないでいて欲しいな〜、明日はユリの撮影会だし〜(爆)
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2013年06月11日

花弁のスカート

F-note717.jpg キュウリに続いてナスも実が成り始めた。泣く泣く一番花を切り落とし、グッと我慢の大五郎、どうにか追いついたゼ。
 果菜類はメシベの先に花粉が付き、その根元の子房の部分が肥大して実に成る。理屈では分かっていたが、この写真を見るといかにもその形が残っている。シッポのようになったメシベの残骸がナスのお尻にしっかりと残っているし、枯れ果てた花弁もフラダンサーの腰蓑よろしくナスの腰回りに張り付いている。両性花とはいえ実が成る花だけにスカートの様でもある(笑) ヘタの大きさからも分かるように収穫までは少々時間が掛かるであろうが、久しぶりの今日の雨を採り込んで順調に育って欲しいものである。
 そういえば、あんなに密集してメシベを取り囲んでいたオシベは一体どこへ行ってしまったのであろう。すべての男は消耗品である、と言うのは、小説家村上龍氏の言葉を借りるまでもなく周知の事実なのだが・・・おぉ〜、未練がましく花弁のスカートにしがみついているのはそのオシベ、この辺の情けなさは人間と変わらない?
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2013年06月09日

かっ、硬い!

F-note716.jpg 今年も順調にキュウリが成り始めた。例年通り、6月の声を聞くか聞かぬかのタイミングでいつも初生りをいただく。
 時期的には例年通り、成り具合も今日で9本目なのでそう変わらない。しかし今年のキュウリ、どうした事か皮が硬いのである。いつもより早い梅雨入り宣言で長梅雨が心配されたが、これでは一転水不足の心配をしなければならない。ほんとうに自然とはままならぬモノである。
おそらくこの少雨の影響もあるのではないかと思うのだが、キュウリの皮が硬い。というか少々厚い感じがする。今まで全てのものに感じるので個体差と言う事はないであろう。採れ始めに喜んだものの、これでは悦びも半減である。
 ご多分に漏れず、果菜類の実は子孫繁栄のために作られる種を内包している。これらは水分たっぷりの果肉に包まれ徐々に形を現してくるのだが、この栄養の源が日照りと少雨で乾燥状態になるのはマズいんだろうな〜。で、皮を厚くして蒸散を防ぐのだろう。キュウリだって目に見えぬところで頑張っているのだ、負けないよう面の皮でも厚くするか・・・(爆)
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2013年06月03日

レタスに花

F-note715.jpg 久しぶりのベランダ畑通信、毎年この時期の恒例であるがミックスレタスに花が付いた。
 いままで何度も撮影してきたレタスの花、モノが小さいだけに大変な苦労をしてクロスアップを狙ってきた。マクロレンズは当然の事ながら、中間リングや時にはベローズなんて時代遅れな機材も持ち出してのチャレンジ、かなり大事だったのである。ところがどうだ、ここにきてやや重心を移しつつあるミラーレス一眼、マイクロフォーサーズと呼ばれる規格で作られたOLYMPUS 60mmマクロレンズの登場で、この楽しみは一気に雲散霧消してしまったのだ。
この新レンズ、フォーカスリミッターを操作し等倍撮影まで可能なポジションを選ぶと、あとはシャッターを押すだけ、これだけで等倍の超クロスアップが簡単に撮れてしまう。その上キレは良い、ボケ味が素晴らしいと言う事がない。おまけにコストパフォーマンスも上々とくれば、そこいらのプロは裸足で逃げ出すしかないではないか。時代とはいえ、カメラ機材の性能アップ、これには困ったもんである(爆)
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2013年05月31日

処理は早く・・・

F-note714.jpg 収穫したダイコンはとっとと加工、タワシで泥を洗い流し、ピーラーで皮を剥き準備完了。
 この方法に目覚めてから年に二回ほど作る、もうなれたものである。ただ、今年は間引きが遅れてちょっと、いやかなり大きめだ。半分から1/3程度に縦切りにし、漬け込む瓶のサイズにあわせておく。鍋に醸造酢、砂糖、塩、トウガラシを入れ、煮立てた中にザックリと浸す。もう一度沸騰すれば出来上がりである。きれいに洗った漬け込み用の入れ物に全てが浸るよう気をつけて入れる。このまま冷えるのを待って冷蔵庫へ。以下レシピである。

醸造酢:250cc
砂糖 :大さじ3
塩  :大さじ1
トウガラシ:適量
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