
2014年03月23日
ギブアップ

2014年03月04日
当選!

とはいえ、体験農園と違い農具や種、苗は自前、好きなものを作れるメリットもあるが、リスクは何倍も大きいだろうな。いままで体験農園で習った事を覚えているのか、自分でもちょっと自信が・・・(爆)
2013年10月23日
休園

農園の都合で最短一年、ひょっとしたらもう半年程のびるかもしれないが、二十年ほど生活の一部になっていた農園通いを一休みすることになった。二日程遅れて区画を整理し撤収を完了、もうしばらくは来なくて良いのかと思うとちょっとホッとする所もあるのだが、日にちが経つにつれ何かが足りない気がする。そう、忘れたものを思い出さないような、頼りない落ち着かなさとでも言おうか・・・。
分かっていたことなのであるが、いざなくなってみると、その生活に締める大きさはことの他大きかったことに驚く。雨が降れば病気が発生しないだろうか、晴れたら晴れたで虫が湧かないだろうか、風は、霜は・・・もう何も心配することもなくラクチンなはずなのに、このヤキモキする気持ちは何処から来るのだろう。はぁ〜・・・。
とりあえず来年の春からの貸し農園は予約してみたが、さてめでたく当選となるのだろうか。おっと、それよりそれまでのこのブログの更新は・・・しばらくは農園日記はお休み、親父の繰り言でしばしつないで参ります。お付き合いのほどよろしくです。
2013年10月04日
ヒルガオ

前期で終了する今年の体験農園、秋作の仕込みがないため、園主さんの配慮で期限ギリギリまで収穫の出来るクウシンサイを植えておいた。それがここに来て花を付け初めているのだ。エンサイやヨウサイとも呼ばれ沖縄ではウンチェーなんても呼ばれているらしい。メールで連絡を受けたのが2〜3日前、天候の好転を待って撮影に出掛けたのだが、アサガオほどには咲いていなく見つけるのにも多少苦労した。まっ、お花を見る為のものじゃなく一応野菜なので、当然か(笑)
サツマイモはムラサキの斑が入るのだが畑のコイツは白一色、一目見て手こずるな〜と思ったが案の定天気が良過ぎたね。花弁が白く飛んでしまわないよう露出を切り詰め、シャドーが落ち込んでしまわないようレフ板で起こしてやる。それでもダイナミックレンジを大きく越える露出比、太陽が雲に入るのを待ってパチリ。どうにかなったかな・・・それにしても愛想がない奴だね〜。
2013年09月19日
ニラにツマグロヒョウモン

トマトやキュウリのツルは片付けるのに苦労する。ハサミで適当な長さに切り刻んで支柱から外して行くのだが、誘引した麻ひもがまだシッカリとしていて厄介だ。コレもハサミで切り離して一纏めにしておく。これら全てを二山ほど猫車で残滓置き場に運び込んで今日はオシマイ。
で、隙間の増えた農園を見回し、いつもとなんか違うな〜と・・・あ〜、ニラの花がアチコチで満開になっているのか。いつもなら秋の柔らかい新芽を狙って花芽は刈り込んでしまうのだが、今年は後がないと言うことで花を楽しむことにした? いやいや、収穫が間にあわないので放任状態と見たが、如何なものか(笑) 農園中ニラの花が咲き誇っている所為か、昆虫類も沢山寄って来ている。今日はチョウチョでも撮ってかえるか。もうすぐ終わりなんだな〜・・・。
2013年08月31日
やさい畑'13秋号

夏野菜も一段落し、畑にも空きが目立っている。所によってはキャベツ、ブロッコリーの定植を終えたところもあるだろう。そろそろ秋冬への準備が本格的に始まる時期だ。そんな中、満を持して登場した本誌の巻頭特集は「秋冬野菜の育てワザ」サブタイトルが「収穫と味に差が出る」・・・本当だろうか? もしそうなら、これは買わずばなるまい、と手にとってみた。指導・監修は以前ご一緒させてい頂いたこともある「麻生健洲」先生である
悔しいかな、写真の実写ではなく大きなイラストでとても分かりやすい。畑の汚れも散らかった資材もない事にして、きれいまとめられた紙面は非常にシンプルで読み易い。一例をあげるなら間引きの方法、ダイコン5粒撒きの第一回、二回目、三回目を抜き方、手の添え方をそれぞれに変えて実施、ウ〜ン、只抜けば良いってモノではなかったのか、これでなかなか間引きも奥が深い。
2013年08月08日
まるごとスイカ

子供の頃、スイカと言えばこの大玉が普通サイズ、むしろ小玉スイカの方が貴重品で値段も高価だったように記憶している。冷蔵庫も今ほど大型ではなく、冷やすと言えば盥に水を張り漬け込んでおくくらい、それも井戸水だったりするのは余程の少数派であった。長じてからは家族構成や置く場所などの関係で大玉スイカとはトンと無縁になっていたが、そこへこの余禄である。いそいそと持ち帰ったはいいが盥もなければ冷蔵庫に入る訳でもなく・・・しばし熟考の末、冷蔵庫の野菜室を空けることにする。トマト、キュウリも一段落、キャベツ、ダイコンも食べ切った後だけにどうにか出来ないものかと・・・入らない(汗)
7kg弱の大玉は部屋に持ち込むと同時に巨大さを増し、周辺を圧迫する。仕方がない、半分に切り分け片方は野菜室、残り半分は冷蔵室へと生き別れである。味? 勿論、申し分無しであったが、甘み、薫りで思い出した子供の頃の記憶、これが一番美味かった、かな(笑)
2013年08月06日
雑草図鑑No.15

そうなると目立ってくるのが雑草と呼ばれる野草達である。生存条件の悪いところでもそれなりに育つし、はびこる。むしろその方が生育に向いているのではと思うこともある。乾燥で表面が塩の浮いたようになった収穫済み区画に、あれやこれやが待ってましたとばかりに顔をだし始めた。
ノボロギク、容赦のない名前である。たしかになんの愛想もない筒状花の集まりで、その上モノも小さいのでちっとも目立たない。これでタンポポの様に舌状花の何枚かでもあればそれなりに「花」と認めてもらえるかもしれないのに、満開でこの状態、マッ、しょうがないか。花の形態はハハコグサにも似ているが、葉のフチに不規則な切れ込みがあるのが特徴。クロスアップで狙ってみたが、小さいなりに胸はって咲いている・・・ような気もしてきた。
2013年07月25日
アイコ完熟

プチトマトは概ね房の上から熟し始め下方へと向かって色付いて行くが、これ、存外時間が掛かるものなのだ。いつもなら良い色具合になったところから順次もいで行くのであるが、狙い定めた房だけはそっと見て見ぬ振り、振動も与えぬよう気を配りながら色付くのを待った。その甲斐あって一個の脱落者も出さず見事に完熟、枝振りは完璧じゃないが、まっこんなもんだろう。
いそいそと愛機OLYMPUS OM-Dに60mmマクロを取り付け間合いを計る。フムフム、レフ板もどうにか届く距離だ。手前に被っている葉っぱをそ〜っとずらし全身が見えるように工夫する。そうそう良い子だそのままそのまま・・・レンズ下からレフで天空光を拾い全身に浴びせる。ほ〜ら、奇麗だ、つややかでピチピチの肌が照り返しで輝く・・・すかさずパシャッ、あ〜食べるなんて、とても出来ない!(爆)
2013年07月23日
ルーティンワーク

毎年のことであるが、冷蔵庫の野菜室を空けんがためのトマトピューレ作り、今年もいよいよだ。なぜか今年のトマトは大振りなのが多くシッカリとした大きさと形、デンとしたお尻はドイツのおばさんの様な座り具合である。そんな奴が沢山野菜室を占領し始め、収穫時に傷ついたものは少し傷み始めてもいる。急ぐ必要がある、いつやるの? 今でしょ・・・。
で、例によって湯剥きしたトマトをサイコロに切り、大鍋にガッツリ放り込んだ。トマト10個分、相当な量である。この暑いのにこれから2時間ほどかけコンロで煮詰めて行かなければならない。マッ、ほっといても良いのであるが、最近は歳の所為か二つのことが一度に出来なくなっている。忘れて焦がすと貴重なトマトが無駄になるのでそこは要注意、上面の透明な液がなくなるまでクツクツと・・・あ〜、甘酸っぱい薫り、たまらんな〜。
2013年07月19日
カブトムシ

子供の頃から憧れであったカブトムシ、昆虫採集の本を見てあれやこれや試してはみたものの、上手く採れた試しのない幻の昆虫であった。それがイイ大人になってからこうも簡単に、それもなんの苦労もせず手づかみで採れるとは思ってもいなかった。とはいえ、改めて標本を作る訳でもなく、また、いまさら虫カゴで飼育するほどマメではないので、ジッと見つめニヤニヤした後はそっとブナの木に戻しておいた。同行の編集さんも同じようにニヤついた顔でひとしきり眺めてから、そっと木に戻していた。同じである。苦労して採集したのなら、しばらくは身近に置いておきたくもなるが、ここにくればいつも合えると思うと、まっ、いっか、てなもんである。そう言えば練馬の農家の収穫祭で、そこん家の小学生の子供がツガイのカブトムシを売っていたな、なんでも屋敷森には沢山いるんだとか・・・東京の郊外、存外自然はまだ濃い。
2013年07月15日
やさい畑'13夏号

この時期、夏野菜も管理はほとんどなく、収穫の喜びに満足の日々である。がしかし、この時期にこそ次ぎへの大事な一歩が始まっているのだ。題して「夏の菜園カレンダー」、夏野菜を長く収穫し、なおかつ秋冬野菜への準備も怠りなく・・・ここのところの取り組みで後半の収量がが大きく変わる重要な時期なのだ。指導監修は毎度おなじみ藤田智先生、某国営放送でも人気の野菜作り講師である。
この夏野菜の片付けと言う奴は本当に影響が大きい。もうちょっと、もうすこし、とズルズル引っ張っていると、確実に秋冬野菜の仕込み、種まきに間に合わなくなること請け合い、ここの踏ん切りこそが秋冬野菜の「キモ」といっても良いぐらいである。その見極めをカレンダー形式で懇切丁寧に教えて頂ける。この号、間違いなく「買い」である。
さて、夏号の我が企画、トマトは大苗か、中苗か、はたまた小苗でも良いのか・・・とハスイモの栽培、なんだかどんどんマニアックになって行く様な・・・(汗)
2013年07月14日
夏の悦楽

とはいえ、この時期は年を通して一番と言っても良いくらい、悦楽の逸品が畑から収穫出来る。エダマメ、トウモロコシ、トマト、どれも猛暑日の夕方には欠かせぬ野菜だ。畑から帰ると汗だくのドロドロ、シャワーを浴びたいのをグッと我慢し、エダマメとトウモロコシをまず茹でる。これを先にやっておかないと折角浴びたシャワーが無駄になる。茹で上がりをザルにあけ団扇で風を送り、粗熱をとってから初めて汗を流しに行く。サッパリしたところでおもむろに冷蔵庫から例のものを取り出し、プシュ〜、トクトクトク・・・泡の具合を確かめながらゆっくりとグラスを満たす。へっへっへ〜、あ〜喉が鳴る。臍下丹田に力を込め一気に流し込む・・・グギュグギュ、プハ〜・・・のどごしとは良く言ったものだ。味というより流れ落ちるのどで味わうこの爽快感、たまらんわ〜。これで夕立など降れば最高なんだが・・・ね。
2013年07月04日
レタスの綿毛

おなじプランターに去年から植えておいたミックスレタス、花を付けた株だけ数本を残していたのだがこいつもすべて綿毛になったのを機に整理。その前にちょっとだけ撮影・・・あまりに小さく、タンポポほどきれいにまん丸じゃないが、クロスアップで寄って見るとそれなりにカワイイ姿である。種まきの時に種が小さいので苦労するが、綿毛がこれじゃあさもありなん。こんなものから良く育つものである。
撮影後、残滓をきれいに取り去り、苦土石灰、堆肥を鋤き込んで天地返しをする。しばらくは休ませて夏のおわりにまたミックスレタスでも撒こうかと画策している。レタスは連作障害も少なめ、一夏休ませれば大丈夫、かな。 あっ、小ネギも処分しちゃったから、購入しなきゃいけない。冷や奴にソーメン、これからの必需品だけど連作障害だいじょうぶかな〜・・・。
2013年06月30日
前期収穫祭

その節目に、と言う訳でもないのだろうが、農園ではこの時期に上半期の収穫祭が執り行われる。各自飲み物と食べ物はそれぞれ持参、柿の種から手料理まで、様々な酒肴がならぶ。園主さんからは恒例のBINGOゲームのプレゼントがあり、会場は一気に盛り上がる。ちなみに今回、怪カメは最後のズッキーニを四人のジャンケンをくぐり抜けゲット、こいつぁー初夏から縁起がいいや〜(爆)
酒精が進むにつれ、話題の中心は栽培方法や野菜料理のレシピからT.P.P.交渉の行方、都議選への投票、来るべき参議院選挙まで、無限に広がって行く。が、どれも農業政策絡みの話題ばかり、さすが冠たる練馬区体験農園の受講生たち、話題もそこが中心となる。現状、投票に値する候補者はどうよ? 的な話から、最後は候補者を育成しよう!、と話が進んだ所でお開き、これで明日の日本は安泰だ!。
スミマセン、ちょっと飲み過ぎたかも・・・(汗)
2013年06月21日
トウモロコシの純情

成長期に少雨だった今年、キャベツやダイコンは小さなまま、キュウリも蔓を伸ばさずどうしたモノかと悩んでいたのだが、本格的な雨が一日降っただけですっかり帳尻があってしまった。偉大なりお天道様である。まっ、そのおかげで一気に成長した野菜達、都合12本のダイコン、消費は一気にする訳にもいかず毎年悩みの種である・・・いっそダイコンダイエットでも始めるか(笑)
丁度時期を同じくしてトウモロコシも雄花を咲かせる。例によって大量の花粉をばらまくのだが、自家受粉を避けるため同じ株の雌花よりも先に熟す。この辺は人間とちょいと違うようだ、人はたいていメシベの方が早熟である。とはいえ、身内には粉を掛けず、隣のネーチャンにちょっかい出すところなどは人様とまったく同じ、因果なモノである。この花粉の詰まった袋(「葯」と言うのだが)は、よ〜く見ると振り出し口がハート♡の形をしている。なんだか健気で泣けてくる・・・。
2013年06月18日
雨は偉大だ!

そのキャベツが見違えるように大きく、また外葉も柔らかそうに変身していた。ここ4〜5日に降った雨の所為であろう、この大量の水はキャベツをここまで短時間で大きくする、雨は偉大である。
入梅以降、あまりに日照りが続いたため珍しく水やりなどしては見たが、これと言った変化もなく、さてどうしたモノかと悩んでいたところだけに、この変化には改めて驚いたのである。おなじようにダイコンは太る、キュウリは上へ上へと蔓を伸ばし、ナスも大きな実を付け始めた。ジメジメムシムシの梅雨、人様には決して快適と言える環境ではないが、やっぱり降る時に降らないと様々な物に影響が出るんだな。 日本の心「米」にもこの時期の雨は欠かせないであろうし、夏を控えて飲料水を確保するためにも梅雨には雨が必要なのだ。とはいえ、出来るなら撮影には降らないでいて欲しいな〜、明日はユリの撮影会だし〜(爆)
2013年06月11日
花弁のスカート

果菜類はメシベの先に花粉が付き、その根元の子房の部分が肥大して実に成る。理屈では分かっていたが、この写真を見るといかにもその形が残っている。シッポのようになったメシベの残骸がナスのお尻にしっかりと残っているし、枯れ果てた花弁もフラダンサーの腰蓑よろしくナスの腰回りに張り付いている。両性花とはいえ実が成る花だけにスカートの様でもある(笑) ヘタの大きさからも分かるように収穫までは少々時間が掛かるであろうが、久しぶりの今日の雨を採り込んで順調に育って欲しいものである。
そういえば、あんなに密集してメシベを取り囲んでいたオシベは一体どこへ行ってしまったのであろう。すべての男は消耗品である、と言うのは、小説家村上龍氏の言葉を借りるまでもなく周知の事実なのだが・・・おぉ〜、未練がましく花弁のスカートにしがみついているのはそのオシベ、この辺の情けなさは人間と変わらない?
2013年06月09日
かっ、硬い!

時期的には例年通り、成り具合も今日で9本目なのでそう変わらない。しかし今年のキュウリ、どうした事か皮が硬いのである。いつもより早い梅雨入り宣言で長梅雨が心配されたが、これでは一転水不足の心配をしなければならない。ほんとうに自然とはままならぬモノである。
おそらくこの少雨の影響もあるのではないかと思うのだが、キュウリの皮が硬い。というか少々厚い感じがする。今まで全てのものに感じるので個体差と言う事はないであろう。採れ始めに喜んだものの、これでは悦びも半減である。
ご多分に漏れず、果菜類の実は子孫繁栄のために作られる種を内包している。これらは水分たっぷりの果肉に包まれ徐々に形を現してくるのだが、この栄養の源が日照りと少雨で乾燥状態になるのはマズいんだろうな〜。で、皮を厚くして蒸散を防ぐのだろう。キュウリだって目に見えぬところで頑張っているのだ、負けないよう面の皮でも厚くするか・・・(爆)
2013年06月03日
レタスに花

いままで何度も撮影してきたレタスの花、モノが小さいだけに大変な苦労をしてクロスアップを狙ってきた。マクロレンズは当然の事ながら、中間リングや時にはベローズなんて時代遅れな機材も持ち出してのチャレンジ、かなり大事だったのである。ところがどうだ、ここにきてやや重心を移しつつあるミラーレス一眼、マイクロフォーサーズと呼ばれる規格で作られたOLYMPUS 60mmマクロレンズの登場で、この楽しみは一気に雲散霧消してしまったのだ。
この新レンズ、フォーカスリミッターを操作し等倍撮影まで可能なポジションを選ぶと、あとはシャッターを押すだけ、これだけで等倍の超クロスアップが簡単に撮れてしまう。その上キレは良い、ボケ味が素晴らしいと言う事がない。おまけにコストパフォーマンスも上々とくれば、そこいらのプロは裸足で逃げ出すしかないではないか。時代とはいえ、カメラ機材の性能アップ、これには困ったもんである(爆)