2013年09月17日

バリィーさん来たる

F-note738.jpg 諸般の事情により、今年の秋冬作は中断しなければならない。畑が遠くなると更新も滞りがちになる。はぁ〜・・・。
 と言う訳でもないのだが、こんな時の為にと東京は新宿駅西口広場のイベント、今治フェアーを取材に行っておいた。又従兄弟のバリィーさんが故郷今治市のユルキャラ大使として出演すると言う。これは会いに行かねばなるまいと、いそいそカメラを担いで出掛けたのである。まっ、本当はバリィーさん生みの親、母方の従兄弟に当たるデザイナー、バリィーさんママと言われているらしい、に合いに行ったのである。
 一目見てその大きさに驚いた。イベント広場の天上に頭が届きそうな位大きい、その上横幅も同じぐらいある。瀬戸大橋の冠を頭に抱き、今治名物タオルの腹巻き、その中には大型地場産の造船を象徴する船を挟んでいる。なんでも本体は焼き鳥の街を象徴する「鶏」さんらしい。ショウタイム、撮影会と、その人気も大したものだが、ふと正気に戻った・・・かなり不気味じゃね?(爆)
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2013年08月25日

ANDREAS GURSKY 展

F-note734.jpg 久しぶりに写真ギャラリーでない場所の写真展(?)を見て来た。疑問符が付いた理由は追々・・・。
 この日は1日外回り、恵比寿でAPS-Cサイズのデジカメ発表会を見た後、そのまま会場隣の写真美術館へでもと思ったが開催中の企画にはイマイチ興味が湧かず六本木へ移動。何かの雑誌で紹介されていたこの個展、ひどく心に残っていたので大枚¥1500をはたいて鑑賞する事に・・・。
 天地5m以上はあろうかと言う大きなプリントがこれでもかと迫ってくる。大きさで圧倒するタイプの作品ではないが、この大きさが実は重要な要素であることがすぐわかる。画面の隅から隅まで超精細な描写で埋め尽くされている。これは全紙程度のプリントではちょっと気付き難いであろう。圧倒的な情報量にクラクラしながらふと気付いた。このとんでもない情報量、一枚の写真ではどんな大判カメラでも不可能に違いない。全面にあったピント、四隅まで歪みのない精細な描写、これは果たして写真なのか・・・違和感が心の隅でくすぶり続ける。カメラを絵筆にしたアートとでも言うのか、一見の価値ありである。思わず購入した図録も¥3500、重量級であった。
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2013年08月20日

逆参勤交代'13

F-note733.jpg 例によって地方出身者の夏の巡礼「帰省」なるものを全うして来た。今年は一人での移動、気楽なもんだ。
 お墓参りに同級会、帰省の二大イベントはこの二つに限定されると言っても過言ではない。先祖に思いを馳せ、ジジババから昔の話を聞く。あんな事やこんな事、歳を重ねるにつれ昔の話は現実と混同され始め現在と過去がないまぜになる。残されたものは何が正確な記録なのか分からなくなる。あまりに個人的な印象が強すぎるのかなあ〜・・・そのうえ語り部の話は日毎に変わるのだから、何をか言わんやである。
 今年は久しぶりの一人旅、子供達はそれぞれの夏を過ごしている。一気に身軽になったはいいが、一抹の寂しさは拭えない。これからはこれが標準の夏旅になるのかな〜・・・。あまりに自由過ぎる?(爆)そんなこんなで片道をグリーン券を購入、いやいや楽をしたい訳じゃなく、これしか空席がなかったのだ、困ったもんである。四時間弱の新幹線はいつものツマミと、いつもの駅弁であっという間の一人旅であった。今日からまたいつもの一日が始まる。秋、早く来い!
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2013年03月16日

終わった!

F-note697.jpg 終わった! 昨日、国民の義務、確定申告を済ませて来た。この時期はこれを済まさぬうちはどうも落ち着かない。これでやっと春が来たような・・・。
 今月に入ってというもの、バタバタとイベント続きで落ち着かぬ日々を過ごしていたが、ここに来てやっと周りの状況に目が行くようになって来た。締め切り間際の突然の仕事依頼や岐阜への日帰り出張、初めての文章寄稿依頼、銃砲ライセンスの更新、それに平行して写真展の搬入搬出・・・ハッと気が付くと目の前には確定申告の締め切りが迫っていた、焦るゼ(爆)
 昔から忙しいのは良いことと全力疾走しているのだが、さすがに最近は体がついて行きかねる。気持ちは前へ前へと進んでいるのに、振り返ると置き忘れたものがぽろぽろと路上に散乱している。行きつ戻りつしながら拾い上げ、それでも前へ・・・何処まで進めば良いのだろうと思うこともあるが、それはもう既に決まっていることだ。誰でも最後は一緒だから(笑)

木曽川河川敷のツクシ
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2013年02月28日

バリィさんは親戚?

F-note696.jpg いつもお世話になっている愛媛県今治市河野美術館での郷土出身作家による現代美術展、出展させて頂いたので鑑賞がてら帰省して来た。作品はいつものように「花」であるが、今回は別の話を・・・。
 今や市民権を得たゆるキャラ、カワイイというのか雑と言うのか、シンプルでトンチンカンな格好の着ぐるみキャラクターである。多くは地方自治体や地域おこしのマスコットとして活躍しているが、我が故郷のゆるキャラ「バリィさん」が今年のゆるキャラグランプリで見事一位をゲットした。これだけなら、ま〜良かったね、で済むところなのだが、このバリィさん、どうも親戚筋に当たるらしい。
 今治市に本拠がある印刷会社のデザイナーさんが考えたキャラなのだが、この方、母方のいとこに当たるようでバリィさんの生みの親と言うことになる。すると、彼(?)と私はまたいとこと言うことになる、う〜ん微妙。
 そんな冗談とも本気ともつかぬ話をしながら、実家の両親のオゴリで入ったレストラン、こんなところにもバリィさんが・・・有名な親戚を持つのも悪くない(爆)
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2013年02月21日

農閑期と彫刻

F-note695.jpg 農閑期になったからと言う訳ではないが、彫刻など鑑賞して来た。Keizo TAWA Solo Exhibition at hino gallery ・・・同級生である。
 そういえば学生の頃から一風変わっていたように思う、と、自分のことは棚に上げて言うのもなんだが、これはたぶん同級生全員一致の意見に違いない。学生の頃から、地面を掘り下げては石をきれいに並べたり、バーナーで溶かした鉄をひたすらハンマーで叩く、などと言う手法でちょっと面白い彫刻、と言っていいのかも疑問だが、を作り続けている。一度、数人の同級生で押し掛けた時、その中の一人が「どうして叩くの?」聞く方も聞く方なら答える方も答える方である「中が見たい」・・・シンプルである。
 そんな彼も、ついに叩き続けるのに飽きたらしく、最近はもっぱら「削る」ことで中を見ようとしているらしい。確かにそういわれてみれば鉄塊の中はこんなかな? で、この作品、幅90cm位の廊下を抜けた先の小部屋に展示してあったのだが、幅、高さ、奥行、すべて120cm以上、どうやって搬入したのか、作品よりそれが悩ましい(爆)
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2013年01月07日

ギンナン拾い

F-note683.jpg いや〜、やっちまった・・・これだけはやめようと思っていたのだが、つい手が出てしまった。
 秋から冬にかけ、駅前までの銀杏並木が黄葉する。それは見事な光景だが、例のもの、そうギンナンの実も大量に落果する。朝早く、ポツポツと拾いながら散歩する人、物干竿状のものでたたき落とし大量に持ち帰る人、様々な人がこの実を目当てに集まってくる。その人のマナーにもよるが、まっ、大概は秋から初冬の風物詩として微笑ましい姿である。不肖快カメも興味はあるのだが、あの匂いに根負けしそそくさと横を通り過ぎるばかりであった。
 ところがである、年も開けたある日の朝、折からの風で落ちた数少ない残りのギンナン、コイツがフリーズドライ状態で果肉も湿っぽくなく、手で触ってもまったくと言っていいほど匂わない。そのうえ落ちたばかりと見え、一所に固まって・・・つい手が出てしまった。大変なのはこれからなのに、どうしようこのギンナン。剥けばやっぱり匂うのだろうな・・・トホホ。
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2013年01月04日

航空障害灯

F-note681.jpg ああ〜、ついに終わってしまった、お正月。公然と朝酒の呑める貴重な日々、もうあと一年も待たねばならない。
 昨日三日の夜、ベランダから都心方面を眺めていた、なんと言う静寂。時折下を通る車の音と遠くに聞こえる誰かの話し声、公園を散歩している犬の足音まで聞こえてくるようだ。いつもは何の音だか特定出来ない街鳴りが、人のざわめきや地鳴りの様に聞こえてくる。しかし、三ヶ日はそれも聞こえない、静かだ。街の灯の輝きも抑えめで、ビルの窓にも灯りは点いていない。そのせいか赤い航空障害灯だけがやけに目立つ。一年の内、数日だけの東京の静寂、今年もこの貴重な時間を愉しむことが出来るのに感謝して当然一杯である。あ〜、それも昨日まで、また落ち着かぬ日常が今日から始まっている。仕方がない、一杯呑んで寝る事にするか、んっ、結局呑むのか・・・。
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2012年12月29日

シモバシラ

F-note679.jpg とにかく寒い! 朝の8時30分に現場入りしなければならない。朝早い農園の仕事でさえこの時期は9時なのに・・・。
 シモバシラと言うらしい。あらためてらしいというのは、農園などに出るそれとはちょっと趣が違うからなのだ。冷え込んだ朝に土中の水分が凍り、柱のように地面を持ち上げるのがいわゆる一般にいうシモバシラである。それと、どこがどういう風に違うのかと言えば、まるで違うとしか言いようがない。話は違うが、そういえば昔、こんな飴玉があったな〜・・・。
 シモバシラというシソ科の植物の茎から、横に出る霜柱と考えれば分かり易いだろうか。この植物、地上部が枯れても根は活動を続け、土中の水分を茎に送り続けている。それが外気温が氷点下になると凍り、このような造形を創り出すようだ。だからお日様が射して温かくなる頃にはあらかた溶けてしまう。なので撮るなら早朝、最低気温が氷点下に下がる時に限られる。そんなシモバシラ、これだけ撮れれば良しとするかとも思うのだが、存外この面白い形を見るとまた撮りたくなる・・・本当に始末に悪い!
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2012年09月24日

気合いだ!

F-note656.jpg どうもここのところ、流れが良くない。交通違反切符は切られるし、楽しみにしていた撮影会は仕事で参加出来ず、挙げ句に・・・まっ、これは置いとこう(笑)
 畑の方もシンクイムシの大攻勢以来、ちょっと足が遠のいて今どうなっているか気が気ではないのだが、ここぞという時にまとまった時間が取れない。ガラにもなく二段構えで播種したカブやホウレンソウ、このままでは畝半分しか収穫出来ないなんてこともあり得るかな〜。雨も適度に降り、やっと気温も落ち着いたはずなんだが今日も30℃越えの気温、これはやっぱりおかしい。暑さ寒さもお彼岸まで、ダイコンの種まきはお彼岸まで・・・いろいろと昔から言われ続けた来たことも、今となっては只の目安にもならないなんて、困ったもんだ。
 とまあ、精神的に元気じゃないときは、何をやっても悪い方悪い方へと考えがちになる。年末までズルズルと持ち越さないように、ここらで一発気合いを入れなけりゃ・・・気合いだ、気合いだ、気合いだ〜(爆)

綿の花  Olympus OM-D MZD60mmF2.8 園主さんの畑より。
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2012年08月17日

逆参勤交代 '12

F-note645.jpg 今年も恒例、逆参勤交代を済ませて来た。例年の走行距離にプラス200km余、総走行距離2027km、よく走ったな〜。
 伸びた走行距離の訳は安芸の宮島参りである。大河ドラマに微妙にハマりつつ気になっていた日本三景「厳島神社」、実家の近くにあるが、今だ参詣した事がない、と思う。 というのは島にフェリーで渡り社殿に向かう途中、なんか見た事があるぞ、この風景にこの鹿達・・・いわゆるデジャヴ(既視感)に襲われたからなのだが、間違いなく初めてだと思う、たぶん?
 残念ながら、水上に浮かぶ社殿は潮汐の関係で見る事は出来なかったが、複雑に配置された廻廊で繋がった本殿や能楽堂は、一見の価値のある素晴らしさであった。これで一気に平清盛が身近に感じるようになる、俄然日曜日が待ち遠しい(笑) 
 お土産物屋さんも日本の正しい観光地のそれで、広島菜まんじゅう、握り揚げに焼き牡蛎と片っ端から頂いた。唯一残念なのは出来立て紅葉まんじゅうを食べられなかった事、返す返すも残念・・・(爆)
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2012年05月22日

柿の花

F-note620.jpg 近頃、Webのお仕事で花を撮る事が多くなった。いわゆるサイトの管理人業務というやつである。
 この写真投稿サイト、とあるカメラメーカーのユーザーズクラブの一翼を担っているのだが、ここに投稿される皆さんの作品レベル、半端じゃない。そんじょそこらのプロカメラマンなど裸足で逃げ出すくらいである。技術もモノの見方もオリジナリティー溢れる素晴らしい作品群、特に、昨日今日写真を始めた、いわゆるカメラ女子の感性たるや、もう作家も逃げ出すレベルである。幸いな事に、旧来のプロ達にとって唯一の救いは彼女達がその作品の素晴らしさに無頓着という事か・・・(笑)
 ともあれ、日々その素晴らしい作品の洗礼を受け、打ちのめされたりインスパイアされたりしながら、一番恩恵を受けているのはかく言う管理人の私なのは間違いないであろう。柿の花、これもアイデアはこのサイトから頂いた。そういえば園主さん家の庭にも柿の木があったよな・・・いままで何を見ていたのだろうか、節穴とはこういう時に使うんだな〜・・・。
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2012年05月18日

OM-D E-M5

F-note618.jpg 最近我が家にやって来た新型カメラ、コイツがなかなかイイ。解像度が高いとかオートフォーカスが早いとか、そう言った事ではない何か、う〜ん、上手く言えないな(苦笑)
 仕事でもお世話になっているフォーサーズ規格のカメラで、今流行のミラーレス機のOM-D。とにかく小さい、最初に合った時は正直いって「おもちゃ」感バリバリで、なんだかな〜の印象がとても強かった。連休前、ご縁が合って手元に来たのであちこち連れ回しているのだが、その携行性は小型軽量の先輩格E-P3にも勝るとも劣らぬほど、使い回しはご機嫌である。で、あちこちパチパチやっているうちに妙な感覚に陥ったのだ、ひょっとして俺って写真上手い?・・・いやいや冗談ではなく、一枚も二枚も腕が上がったように感じる場面が多々あったのである。
 キッチリ来るピントと画像のシャープさ、いわゆるキレがイイってヤツだ。ほぼオートで決まる露出とカラーバランス、経験こそパワーと信じて来たが、ちょいと押すだけでこんなに簡単に撮れちゃって良いのか? 困った世の中になったもんだ(爆)
OM-D ZD50mmF2.0 絞り優先オート、ホワイトバランスオート、ISO200 四倍相当に拡大トリミング
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2012年04月10日

オーバーヒート

F-note606.jpg ちっ、やっちまったゼ。オーバーヒート、仕事の帰り首都高大宮線の上り車線、新都心出口をちょっと過ぎた辺りで車から異音・・・。
 カラカラと乾いた音が徐々に大きくなり、水温計が上昇。あれっ、まずいな〜と思う間もなく「Check Engine」の赤い警告灯が点灯。えっ、何事と思ったが、何かの間違いかかもしれないなどと、正直なところ気持ちが揺れた。幸いな事にすぐ先に非常駐車帯の看板が見えたので念のため、左に車線を変更しゆっくりと車体を停止。しばらくすると水温系の針は下がり始めたが、車内にきな臭いような、焦げ臭いようなにおいが漂う。うへ〜、本格的にまずいゼ、これは。ボンネットを開けると、冷却水のリザーブタンクから水が飛び散ったような跡が見える、これか〜? エンジンオイルは入っているが、どこかで何かがまずい気がするな。ここであきらめた、さあ、電話だ。
 緊急電話に掛けると、自分でレッカーを呼べという事なのでJAFに連絡、トンネル内で携帯が繋がらないと思ったので緊急電話に頼ったのだが、いまやどこでも繋がるらしい。意外なところで新発見である。で、この写真、いつものディラーまで牽引してもらうこととなる。トホホ。
でも良い事が一つだけ、JAFのレッカー車の助手席、一度乗ってみたかったのよね〜・・・まるで子供だね(笑)
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