
長年の選別を経てほぼ純粋種に返り咲いたネリマダイコン、参加農家の苦労も並大抵ではないと想像するが、どうも全員実に楽しそうなところが、妙に引っかかる(笑) お付き合いしてる方も何だかワクワクしてくるのは、たぶんそのせいにちがいない。名人と呼ばれる年長者、復活の実務を担当する壮年層、それをサポートする行政の担当者と農協の職員達、これだけ駒が揃えばうまくいかない訳がないではないか。
楽しみながら・・・言い方を変えるなら、遊びながらといっても良いが、皆で成果を共有しながら、一歩一歩前に進んできたのである。その大きな結晶がこの純白の花、咲き誇っているのは単にダイコンの花ではなく、参加者全員の熱い思いと人生を楽しむ気持ち、かな。
その輪を記録できる幸せは、何物にも代え難い。