
体験農園の隣に珍しく大きな面積の専業農家(?)が残っている。キャベツを生産している事が多いのだが、今年は麦が植わっている。金子ゴールデン、いわゆるビール麦と言われる種類だが、ビール会社に卸す訳ではないらしい。体験農園園主会と重なる部分も多い練馬の篤農家のあつまり「畑の教室」メンバーが秋のうどん打ち体験に使うために育てている麦だ。出穂も終わりサワサワと風になびくその姿はもう初夏の雰囲気である。
畑に吹き渡る風は全ての場所にまんべんなく吹いている訳ではない。いわば呼吸をする様に強弱を付けながら麦の穂を揺らしているのだ。その息吹が感じられるのも麦畑、生き物が走り去る様な強弱がその面に現れる。サワサワだったり、ゴーッと強く吹いたり風の通り道が視覚となってみられる場所、一日見ていても飽きる事が無い。今日は風を撮ったのかもしれない。
訂正:この金子ゴールデンは練馬地ビール用に栽培されているもので、「畑の教室」ウドン打用ではありませんでした。お詫びして訂正致します(5/1)