2013年01月29日

撤収猶予

F-note690.jpg ついにお尻に火がついた。一月末までの農園使用期限が迫っている(汗)
 と、例年なら慌てふためくところだが、今年は園主さんのご好意で2月11日まで猶予期間を設けて頂いた、ありがたい。ここのところの積雪で農園に入る事すら出来なかった事を考慮して頂いたようだ。雪自体、直接の影響は少ない。掘り出すとか、払うとかで対処出来るがその後がなんとも大変である。まず、雪解けと共に畑は田圃に変わり雪は氷に変わる。ドロドロの通路を通って区画にたどり着くのさえ大変なのに、着いたら着いたで根元に氷が張り付いた葉モノは収穫不可能、手はかじかんで言う事を聞かないし、鼻水は垂れるはで大騒ぎだ。
 そこに持って来てこの配慮がどれだけありがたいか・・・しかし、感謝しながら向かった区画はまだこの有り様である。とにかく端から段ボールに放り込み、畝を一つ一つ空けて行く。ニンジン、ハクサイの発育不良を横目に今年は出来が良い。デンと立派に形も揃い言う事なし。ネギ、欲深な仕込みがたたりこちらも発育不要、細身で寸足らずだが、まっ、口に入る程度は収穫出来たので良しとする。やれやれ、ここまでで箱一杯になっちまった、まだ2週間もあるし気長に行くか・・・。
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2013年01月25日

ギンナンその後

F-note689.jpg 意を決して、例のギンナンを食べられるように加工した。思ったほどの苦労はなかったが、匂いは少々・・・。
 もともとフリーズドライ状態での収穫であったため、それほど匂いはキツくなかったのだが、マッ、加工中はそれなりに、ハイ・・・。
ステンレスのボールに水を張り、まず大まかにペティナイフで果肉を削り取る。左手はエンボスの付いたプラスティックの手袋でカバーしておく、一応カブレ防止に念のためである。結論から言えば必要なかったのだが、カブレれてからでは遅すぎる。次は使用しなくても大丈夫かな。その後、タワシで一粒々々丹念に残った果肉を洗い流す。これが結構大変であった、なにせ流しでチマチマ長時間の作業になるので、腰が辛いったらありゃしない。匂いよりも、これがかなり効いた。ピカピカに磨いたヤツを4〜5日ベランダに放置していたら、こんな感じに出来上がった。存外美味そうじゃないか、食べ過ぎは中毒を起こし禁物だが、それよりツマミが美味過ぎて呑み過ぎに注意が必要かな(笑)
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2013年01月21日

ハクサイ漬

F-note688.jpg 年末に仕込んだハクサイ漬、かなり美味いと自負しているのだが、さすがにちょっと飽きて来たかな〜。
 出来の悪い菜園のハクサイは当てに出来ず、神様からの授かり物も一気に沢山は消費出来ないので漬け物にしておいた。塩とトウガラシ、昆布、ユズの皮、味付けはそれだけだが存外いける漬け物になってくれた。このハクサイの漬け物、漬けるのは簡単だが準備がなかなかに大変である。まるごとのハクサイをきれいに洗い、四つに割って半日天日に干す。なにせマンション暮らしの身にとって、このスペース確保が至難の業なのだ。洗うのはお風呂場、水を抜いてきれいに洗った風呂桶でジャブジャブ洗い、滴る水滴を床の絨毯を気にしながらベランダへ。猫の額ほどの冬のベランダは日差しの当たるところも限られているので、上に下にとひっくり返しながら水分を飛ばす。これでやっと漬け込みに入れる。今年の塩分は乾燥した重さの3%で仕込んでみた。保存を考えちょっと強めかな・・・。
 お正月開けから食べ始め、まだ樽の底が見えてこない。美味いんだけど毎日じゃ〜・・・出来が悪かったくせに贅沢な悩みである。
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2013年01月17日

冬の来訪者

F-note687.jpg 新年早々、びろうな話で恐縮である。いわゆるその、落とし物・・・ベランダの手すりに鳥の糞が・・・。
 毎年この時期になると、我が家のベランダのプランターにミックスレタスが豊作になる。今年も例外なく丸葉のものや縮れたもの、緑や赤紫のカラフルな葉っぱが溢れんばかりに育っている。この手の葉モノは山ほど食べる訳でもなく、ちょっと料理にあしらったりする事も多いので手近にあるのが助かる。で、晩秋から春先までベランダ菜園で栽培しているのである。
 そのミニ菜園の葉っぱが二三日前からジグザグについばまれているのを発見、あ〜、今年も来たな冬の来訪者ヒヨドリ君。先日の大雪で餌になる木の実や葉っぱが雪の下に隠れてしまったに違いない。例年ならもう少し遅く二月の声を聞いてからが多いのだが、一時的な食料不足の緊急避難か。まっ、これぐらいならいつでもどうぞだが、これはちょっと困るぞ。ちゃんと流してから帰ってくれ・・・って、無理な相談だね(笑)
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2013年01月15日

初雪 2013

F-note686.jpg 降りましたね〜、例によってこの時期です。今月一杯の完全撤収、間にあうかな・・・。
 去年もそうであったが、関東、というか東京では毎年のようにこの時期に初雪となる事が多い。ちなみに今年は平年より11日遅れ、昨年より6日遅れの初雪らしい。気象庁は当初、積雪には至らないであろうとの観測予報だったが、午前中の降りはじめから見る見る積もり始め、お昼過ぎにはかなり積もってしまった。途中、これはヤバイと早々に今晩の買い出しに出掛けたのが幸いし、自車のスタックは避けられた。が、案の定、帰宅する頃にはいつもの生協さんの配達車がマンションの入り口道路でスタック中、目の前の駐車場に大きく迂回を強いられる、やれやれ。
 そんな訳でどこにも出かけられず、グダグダと戻り正月のような一日を過ごすはめになる。昼酒? さすがにそこまでは・・・(爆)
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2013年01月11日

やさい畑'13春準備号

F-note685.jpg 今年最初の「やさい畑」が発売になっている。新年早々、新しい農作業などさほどない? と思っている方は必見である。
 春準備号というだけあって、この春先にはどんな事をしてやろうかと企んでいるサンデーファーマーには良いアイデアが満載である。巻頭特集は「コンパニオンプランツ」、最近富みに人気の減農薬栽培の一つの形である。植物の共生関係を利用し、お互いの成長を補ったり害虫の防御に役立てたりと、ケミカルに頼らない畑作りの新しい潮流だ。月別の作付け計画とそれに合わせたコンパニオンプランツが、カレンダー形式で紹介されている。目から鱗の企画、乞うご期待(笑)
 さて、我が担当の「野菜づくりまるごと講座」、今回は保温栽培である。冬でも野菜が作りたい!という上級サンデーファーマーの為に秘伝公開だ。ダイコン、コマツナ、ミズナ、カブ、隙間の出来た区画に春が来るまでもう一作、欲張りな貴方にうってつけかも(爆)
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2013年01月09日

悲しきハクサイ

F-note684.jpg 開いちまったハクサイの悲しみ、とでも言えば良いのか。今年はこんなヤツが軒並みだ。
 以前にも、まるっきりなかった訳じゃないが、今年のように軒並みというのもどうしたものか。蒔き直しや穴あきビニールの保温栽培で対抗してはみたものの、蓋を置けてみると巻いたのは最初の生き残り株だけである。一時はすくすく育っているように感じたのだが、今年の寒さも影響したのか、ある時パタッと生育が止ってしまい結局はこの体たらくだ。まっ、自然の流れに逆らっている訳だし、野菜と言えども過保護が前程の植物なので、これも致し方ないという事か。幸い今年は神の恩寵にも恵まれハクサイ不足に泣く事はなかったが、この先どうなる事やら心配で仕様がない。これなら投資した資材代でハクサイ買った方が・・・いやいやそれは言うまい、自分で作ったればこその味と満足感なのだから。
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2013年01月07日

ギンナン拾い

F-note683.jpg いや〜、やっちまった・・・これだけはやめようと思っていたのだが、つい手が出てしまった。
 秋から冬にかけ、駅前までの銀杏並木が黄葉する。それは見事な光景だが、例のもの、そうギンナンの実も大量に落果する。朝早く、ポツポツと拾いながら散歩する人、物干竿状のものでたたき落とし大量に持ち帰る人、様々な人がこの実を目当てに集まってくる。その人のマナーにもよるが、まっ、大概は秋から初冬の風物詩として微笑ましい姿である。不肖快カメも興味はあるのだが、あの匂いに根負けしそそくさと横を通り過ぎるばかりであった。
 ところがである、年も開けたある日の朝、折からの風で落ちた数少ない残りのギンナン、コイツがフリーズドライ状態で果肉も湿っぽくなく、手で触ってもまったくと言っていいほど匂わない。そのうえ落ちたばかりと見え、一所に固まって・・・つい手が出てしまった。大変なのはこれからなのに、どうしようこのギンナン。剥けばやっぱり匂うのだろうな・・・トホホ。
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2013年01月05日

謹賀新年'13

F-note682.jpg 遅まきながら年賀状を作った。毎年、明けてからバタバタと作る事が多いのは、年末から翌年の挨拶など考えもつかないから・・・言い訳です。
 年を経るごとに、お世話になった方々への挨拶という本来の目的から、どうも大幅に外れ始めている。年明けに作る事が影響しているのかとも思うが、自分を鼓舞すると言うか、かんばるぞ〜と自分自身に活を入れる様な文面が多くなりつつある。歳はとりたくないもんだゼ。
 今年の絵柄はネリマダイコン、地元練馬の農家と行政が一つになって取り組んできた完全復活、いよいよ完璧の域にまで達した様である。その偉業にあやかってこちらも完全復活〜と宣言してみた。何からどのように復活したのかイマイチよく分からないが、まっ、そこは気持ちという事でご笑覧頂きたい。
あらためて今年もよろしくお願い致します。
posted by 怪カメ at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ネリマダイコン

2013年01月04日

航空障害灯

F-note681.jpg ああ〜、ついに終わってしまった、お正月。公然と朝酒の呑める貴重な日々、もうあと一年も待たねばならない。
 昨日三日の夜、ベランダから都心方面を眺めていた、なんと言う静寂。時折下を通る車の音と遠くに聞こえる誰かの話し声、公園を散歩している犬の足音まで聞こえてくるようだ。いつもは何の音だか特定出来ない街鳴りが、人のざわめきや地鳴りの様に聞こえてくる。しかし、三ヶ日はそれも聞こえない、静かだ。街の灯の輝きも抑えめで、ビルの窓にも灯りは点いていない。そのせいか赤い航空障害灯だけがやけに目立つ。一年の内、数日だけの東京の静寂、今年もこの貴重な時間を愉しむことが出来るのに感謝して当然一杯である。あ〜、それも昨日まで、また落ち着かぬ日常が今日から始まっている。仕方がない、一杯呑んで寝る事にするか、んっ、結局呑むのか・・・。
posted by 怪カメ at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | オヤジの繰り言