2012年07月31日

小玉スイカ

F-note642.jpg へへへっ,もらったもんね,小玉スイカ。やりたくてもどうしても出来ないツルものだけに、喜びはひとしおである。
 取材先園主さんのご母堂にたまたま出会ったと思って頂きたい(笑) ひとしきり季節の挨拶等交わし、今年の暑さを嘆きながら秋冬作の話などを伺った。曰く、今年のダイコンは春先の冷え込みのせいかトウダチが早いだの、受粉時期の大風でトウモロコシの実入りが悪いだの、あまり考えた事のない細かな理由を初めて知る事になる。なるほど,そうだったのか・・・まっいいか、で済ませてきた事にもちゃんと理由があった訳である。言われてみれば当然の事だが、こだわりの少ないサンデーファーマーは遺憾ともしがたいというのが、これで歴然である。もうちょっとコダワリを持った方が良いかもしれないな〜(汗)
 で、その一環としてスイカの熟し具合の話になったのだが、叩いた音の具合で熟し具合が分かるというのである。店先で形だけ試した事はあるが、聞き分けまでは・・・ハッキリ言って分からない。これ、美味しいよ、といって手渡されたスイカ・・・あ〜全面的に信用致します(爆)
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2012年07月30日

'12秋作開始

F-note641.jpg この猛暑の最中、秋冬野菜の仕込みが始まった。先週の土日で講習は終了したのだが、まさに今日、やっと我が区画の準備が整った。
 ネギ苗の植え付けと人参の播種、毎年の事ながら汗だくの作業イメージだ。それもそのはず,7月の末と言えば猛暑日まっただ中、汗をかかぬ訳がない。見た目で印象を植え付けるカメラマンという職業柄、このイメージを大切にするのは当然だ(笑) 整ったと言いながら、完了したのは前作のキャベツとダイコンを片付け,畝の予定幅をスコップでひっくり返しただけ、本番は明日以降に持ち越しである。たぶん、明日の撮影延期で農園レシピに追いつくはず、これでどうにか致命的な遅れは回避できそう・・・かな。
 それにしても日照りが続くな〜、一雨こないと病害虫の発生が気になるところだ。折角好調子の茄子、このままでは例年のようにハダニの発生で秋なすにも影響が出そうである。潅水が一番の特効薬だが,朝一か遅い夕方がベストタイム,早起きしなきゃうまい茄子はゲットできないということだ。食欲が眠気に勝つ数少ない一瞬である(爆)
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2012年07月28日

指風琴

F-note640.jpg 困ったな、ついに禁断のカメラ話をカテゴリーに追加する事になった。畑の写真だが、内容はかなりりマニアックかも(笑)
 Web上で管理人業務を行っているOLYMPUSのユーザーサイト内Poto Pus>花コミュサイト、オリンパスのカメラに限らずお花写真の投稿を受け付けているSNSであるが、そこのメンバーさんから面白いレンズを預かった。自称、指風琴・・・固定焦点のレンズ,例えば単玉や引き延ばし用のレンズ等を袋蛇腹で自由に動かせる構造になっている。業界用語(?)で言うところのアオリが自由自在にできるのが特徴である。アオリどころかピント合わせも自分でレンズを持って前後させてあわせる。超マニュアル操作のレンズなのだ。
 多くのカメラ、というか、いわゆるハンドカメラというジャンルに置いて、アオリ機構を持つレンズはかなり特殊で値段も高価である。それを手近な虫眼鏡やフィルム時代のオールドレンズで作ってしまった訳である。値段的にはただ同然、もちろんご本人の手間賃は相当なものだが、この際それは置いておく。まずは不思議なピント面の操作からご覧頂きたい・・・なんか変?(爆)
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2012年07月25日

オニユリ

F-note639.jpg 農園の取材も、この暑い時期はさほどヘビーな作業となる事は少ない。サクッと撮影後、木陰でエダマメの実験結果をライターさんが検証している間、裏の林に分け入ってみた。
 保存樹林の指定を受けている雑木林は、真夏日の日差しの中でも涼しい風の吹き渡る別天地だ。クヌギやシラカシ、エノキの大木が大きく枝を広げ、夏の日差しを遮ってくれる。その葉影から降り注ぐ木漏れ日の中に、ひときわ目立つ大輪の花、オニユリが咲き誇っていた。丁度咲き始めらしく、一点の傷みもないきれいな個体がキラキラとそよ風に揺れている。
 いつもの様に愛用の50mmマクロレンズの付いたOM-Dを片手に、下草を踏み分けガッツリ寄ってみるが、どうもしっくり来ない。木漏れ日を受けてキラキラと輝く姿は、クロスアップじゃ表現出来ないのか・・・では、木漏れ日を直に撮ってみてはどうだろう。地面に這いつくばるようにしてユリを真下から見上げてみる・・・へへへっ、葉影から差す光がきれいに踊ってくれた、申し分なし。
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2012年07月24日

トマトピューレ

F-note638.jpg 食べても食べて減らないトマト、ついに毎年恒例のトマトピューレ作りに突入だ。
 いつの頃からか体験農園での学習が、野菜作りから保存食や完食のためのノウハウ習得へと変化し始めている。もちろん園主さんのご指導は栽培に関してがメインであるが、どうしても食べきれない野菜達をどのように完食するか、この問題は作る事と同じくらい切実な問題なのである。自分の手で作ったものを余す事なく全て頂く、これぞ上級サンデーファーマーの理想、究極の目標と行っても過言ではない。
 で、この時期のトマト、四本の株から採れる完熟した真っ赤な姿、もうそのままかぶりつくに限るが1日にそう何個も食べれる訳ではない。そうこうしているうちに冷蔵庫の野菜室がこの赤い悪魔に占領され始める。こうなると、もうなりふり構わず鍋にトマトをぶち込むしか方法がなくなる。湯剥きしたトマトをザクザクと乱切りにし、ただひたすら鍋で煮込む。全体の量が1/3ぐらいになれば完了である。あ〜良い薫りが漂ってきた、これは一杯やらねばなるまい。
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2012年07月19日

冷やしトマト

F-note637.jpg  いつものことだが冷蔵庫がついにパンクだ。キュウリ、ナス、インゲン、それにトマト、もうこれ以上は無理・・・。
 端からドンドン消費したり冷凍保存に回したりと、置き場所の確保に目の回る忙しさだ。それにしても限界はある、野菜室、冷凍庫共に満杯、裏ベランダ畑は山盛りのジャガイモで足の踏み場もない・・・ちょっと言い過ぎたが、とにかく後は食べまくるしかないのが正直なところ。近々、トマトは煮込んでピューレにしないと、にっちもさっちも行かなくなるだろうな〜、時間が欲しい・・・。
 で、食べまくる訳であるが、折角収穫したばかりの新鮮トマトがあるのに、わざわざ冷蔵庫から二日前のトマトというのもなんだかな〜の感じ。ここは朝もぎトマトになるのは当然であろう。畑で食べるには太陽熱で暖められたトマトでも良いが、自宅ベランダでかぶりつくのは冷えたトマトに限る。ってことで氷を貼ったボールでしばし冷却、その間にシャワーでさっぱり汗を流し、プレミアムビールの栓を抜く。へへへっ、頃合いだね。
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2012年07月12日

やさい畑'12夏号

F-note636.jpg さほど忙しくはないのに、なぜか落ち着かぬ今日この頃。イベントやWeb Siteへの書き込みなど、慣れぬ仕事のせいかもしれない。
 という訳で、畑にはただ収穫に向かうだけ、のんびりと日がな一日過ごすことができないでいる。天候も梅雨空が戻って来たようで、パラパラと降ったり止んだり、強風も吹き抜けなおさら足も遠ざかる。こういう日はゆっくり本でも読んで、という訳ではないが「やさい畑・2012夏号」の紹介である(笑)
 巻頭特集は「水で決まる夏の野菜つくり」 POTAKEで有名な麻生健洲先生監修による、これからの時期の水管理について書かれてある。秋冬物にも大きな影響を与えることになるので、上級サンデーファーマーには必見の記事である。我が「野菜づくりまるごと講座」はといえば、これから本番の秋冬野菜の作付けだ。この後半の伸び代で、貸し農園派とはぐっと差がつく大事な時期、見逃せない栽培法やテクニックが満載である。いつもの事ながら、きれいな写真を使った指導がとても分かりやすい(爆)
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2012年07月05日

インゲンも復活

F-note634.jpg 春先に全滅の憂き目にあった蔓なしインゲン、遅まきながらも蒔き直した甲斐があったようだ。
 それでもまわりの区画と比べるとかなり成長が遅い。一度、本葉まで出たにもかかわらず全滅したのだからこれは致し方ないこと、一時は間に合うかどうかさえ危ぶまれたのだから、ここまで持ち直したなら上出来である。ダメ元と考え、何でもやってみればどうにかなるもんだね。
 花が受粉を終え子房が徐々に膨らんでくると、そいつがいつしかインゲン豆の形になってくる。最初はまだ爪楊枝くらいの細さ、ここから数日で食べごろサイズになるが、そのスピードは存外早い。あっという間に食べごろを過ぎ、穀物の豆になるのにそんなに時間はかからない。だから収穫は葉の裏側までジックリ探し、採り逃しのないようにしなければ、次ぎに来た時には立派なインゲンの「種」が出来上がっているという寸法だ。多くの野菜の早採りこそが自家用菜園最大のメリット、この美味さはどこの八百屋でも買うことが出来ない。
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2012年07月03日

ラッキョウ漬

F-note633.jpg まさか、ここまで自家処理をやる事になろうとは、夢にも思わなかった。初めてのラッキョウ漬けである。
 今までも、成長具合を写真に撮るため、取材先農家さんには何度も抜いていただいた。その若採りラッキョウは、エシャロット代わりに味噌をつけキンと冷やした純米酒のアテとして美味しく頂いている。独特の辛みも味噌をつける事で風味に変わり、日本酒に良く合うのだ。だが,今回はしっかりと成長した「ラッキョウ」である。生食にはちと辛みがキツい。
 今回、最終収穫という事でタップリの抜き立てラッキョウのお持ち帰りとなったが、本音を言うなら、困った事になった・・・である。こんなに沢山食べきれない、まして辛みの増したラッキョウである、もうエシャロット代わりという訳には・・・。ということで臨んだ漬け物講座、二度浸けの必要のないレシピをWebから検索し、初挑戦である。あんなにたくさんあったラッキョウ、ひと洗いし、葉と根っ子を切り落とすとグッと嵩が減る。なんだ、これならもっと早くやれば良かった。あ〜あ、これでまたしても休肝日が遠のくな〜。
posted by 怪カメ at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園日記