2012年06月30日

ホウレンソウの雌花

F-note632.jpg ホウレンソウに花が咲いた。今回は我が区画からの便りではなく、取材先の畑から・・・。
 春ほうれんそうをそのまま残し、自前でも花を狙っていたのだが、どうもイマイチ良い姿に巡り合わない。特に雄花ときたひには、どこからどう狙ったモノか、見当もつかない格好をしている。デコボコのグリグリで、その間からヒョロリとシベ(な訳ないが)のようなモノを突き出している。何度か愛用の50mmマクロを向けては見たが、スゴスゴと引き下がってきた。
 そんな釈然としない気持ちで向かった立川の農園にコイツはいた。ホウレンソウの雌花だと教わったが、なるほどあのトゲのある種を連想させるような良い形をしている。良ーく見ると葉の根元辺りは透明な丸い粒、たぶん花粉だと思うが、も散見出来る。茎が紫なのはサラダホウレンソウと種類のためである。さて、こうなるとやっぱり雄花も必要だな〜、次のチャンスは来年の春だけど・・・(汗)
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2012年06月28日

キュウリ復調

F-note631.jpg 遅まきながら、夏野菜の収穫が本格的に始まった。出遅れていたキュウリもココに来てやっと足並みを揃えてくれそうだ。
 いつも、なにかしらの心配事を抱え区画の収穫は回っている。やれ、虫が来ただの、病気が出そうだの、成長不良に天候不順 etc. ほっといてもどうにかなる反面、気にし始めると心配事は次々と尽きない。ならば、気楽に放任主義になれれば良いのだが、そこがそれ小心者の面目躍如と言うところであろうか。それでもこの時期はその小心者でさえ続々と始まる収穫に嬉々として、負の面を忘れがちになる。季節限定楽天主義とでも言おうか(笑)
 ともあれ、心配の種であったキュウリの復調は大きな喜びである。ピーマン、シシトウ、ナスの調子も絶好調の予感、パセリは爆発してるし、トマトの肥大も順調である。トウモロコシは第二陣の成長が遅れているのが気になるが、まあ、どうにかなるだろう。野菜達は良いのだ、野菜達は・・・大きな心配は人間である。近頃、畑に野菜泥棒が出るのである、困ったもんだ。
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2012年06月24日

ジャガイモ試掘

F-note630.jpg 昨日、ジャガイモの試し掘りを行なった。例年はもっと熟成させ、保存に適するぐらいまで置いておくのだが・・・。
 なぜ、今頃ジャガイモに手を付けたかと言えば、今年のキュウリがイマイチ勢いがないから、とでも言えばいいのか。六月も半ばを過ぎると収穫が追い付かぬくらい日々キュウリがなるのがいつもの事、それが、今年は出だしから株に勢いがなく脇芽の出もわるい。つまり収穫がほとんど出来てない状態が続いているのだ。畑に行っても収穫するモノがない、そこでボチボチ出来ているであろうジャガイモに、という訳である。ジャガイモとキュウリの因果関係は、特になんにもない(笑)
 早掘りしただけあって表皮も柔らかく、このまま茹でただけでも充分にしっとりと柔らかそうである。数少ないキュウリとハム、サラシタマネギでポテトサラダも悪くない。ビールにはシンプルに茹でたジャガイモに塩かバター、もしくは両方、今日はこれだな、簡単だし・・・(爆)
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2012年06月20日

6月の台風

F-note629.jpg 6月の台風上陸は8年ぶりということらしい。異常気象といわれ久しいが、こんなところにも顕われているのだろうか。
 と、世界的な異常気象を嘆いているより、まずは我が区画の被害確認が先決と菜園に向かう。案の定、全ての作物がなぎ倒されている。うひゃ〜、今回はかなりひどいね。独り言も愚痴ばかりが口をついて出る。さて、どこから手を付けようか・・・。
 今回、初動が早かったのには訳がある。午前中、体験農園のメーリングリストに園主さんから被害状況が報告されたのだ。この時期花が咲いて受粉の準備が進んでいるトウモロコシ、コイツが倒伏すると雌花に花粉が上手く掛からなくなる恐れがある、というのだ。ツブツブの抜けたトウモロコシなんて、上級サンデーファーマーには堪え難い屈辱、という訳でママチャリに乗って駆けつける事と相成った。
 根元のマルチをはがし土寄せをする。このままではまだ収まらぬ風に倒されるので、根元を踏み固めてシッカリと直立させる。キュウリ、トマトの誘引も確認し終了。今週末にもまた台風が来るらしい、ちょっとウンザリだな〜。
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2012年06月19日

トキワツユクサ

F-note628.jpg 外は暴雨風、珍しい6月の台風上陸である。もちろん畑など行ける訳でもなく、在庫のトキワツユクサでお茶でも濁すか・・・。
 新カテゴリーの「花」、それに逢わせた訳でもないのだが、いかんせん畑が遠い今日この頃である。そんなときは近場のお花に目を向ける事が多い、これが存外良い息抜きになるのだ。
 縦積み長屋の自転車置き場、植えてるんだかそのままなのか、大きめのプランターに様々なお花が咲く。今回目を奪ったのは三角形のお花であった。五角も七画もあるが、三角三枚の花弁は初めてかな〜。それが目を引き、出掛けにカメラを取り出す事と相成ったのであるが、この三枚の花弁というのはなかなか厄介な咲き方、どうも画面の収まりが悪い。という事で思わず地べたに座り込みじっくり相対する事にした。 さあ,来い! である(笑) LEDライトでアーでもないコーでもないとライティングを試しつつ、しべの透明感を残すのが今回の目標、へへへっ、透明な昆虫の触角のようなシベ,撮ったど〜(爆)
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2012年06月15日

新カテゴリー「花」

F-note627.jpg 農園への道すがら、時期も時期とて沢山の花が咲いている。中でも今を盛りと咲くビヨウヤナギ、華やかである。
 美容柳とはまたしょってる名前だが、これも人がつけた名前なので、当の本人はどう思っているか定かじゃない。とはいえ、沢山のオシベに囲まれてスッと一本伸びたメシベ、その姿をこれ見よがしにさらすため思いっきり開いた花弁、まさにどうだ見てくれと言ってるようではないか。マッ、本来、花とはそうした物であるのだから外野がとやかく言う事ではないが、今の時期、一斉に開花した姿、それは見事である。
 ひょんな事から花の撮影を始めたのだが、切っ掛けはベランダのコマツナに花がついたことだろうか。その後、満開のブロッコリーを園主さんが残してくれたり、野菜の花に特化した花カメ(ラマン)だったはずなのだが、当然のように畑の雑草に目を向けるようになり、そうなると道端の花にも目が行くようになる。ズルズルと入った花の世界、存外こいつは「沼」である。
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2012年06月09日

不気味?可愛い?

F-note626.jpg 一部の皆さん、本当にごめんなさい。苦手な方が居るのは分かっているんですが・・・。
 思わず「可愛い〜!」とつぶやいてしまった。まるで近年のカメラ女子が被写体に向かってカメラを構えたときのようだが、つぶやいた相手はあまりにも対照的である。おなじみアゲハチョウの幼虫君、いつもと違う今回のポイントは花を食べてる・・・ってところである。人参の花、取材先の生産者さんにお願いし、撮影用に残してもらったその株に、丸まると太ったこいつらはいた。
 秋口に、まだ小さな幼葉の人参は被害に遭う事も多い。まっ、人参が大好きなのは知っていたし、カラタチやミカンなど香りの強い葉っぱを良く食べる。がしかし、である。現行犯で花を食べているところはおそらく始めて、それもすでに半分ほど平らげているところを見ると、好物の部類なんだろうな〜。当人達は何を言われようと関係ないだろうが、おもわず「風流」なんて思ってしまう人間の方こそ、問題があるのかも?
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2012年06月08日

畑で胸を張る

F-note625.jpg どうだ、今年のキャベツ! と、誰もいない畑で胸を張る。久しぶりの快感収穫である。
 思えば去年の春、虫除けネットの中でレース模様のようになったキャベツを見て唖然としたものである。農薬の使用総量を控えるため、苗を植える時に一度だけ殺虫剤を掛け、その後ネットで覆うのがここのところの定番だが、去年はその作業が一週間ほど遅れた。その間にモンシロチョウやハスモンヨトウなどにしっかり産卵を許してしまったらしい。あげく害虫の虫かごにキャベツ、穴だらけにならない方がおかしい。
 ことしはその轍を踏まぬよう定植と同時に(と言いたいところだが本当は二日後に)殺虫剤、ネットと一連の作業を済ませ、完全防備で成長を見守ったのである。今朝収穫の食み穴一つない完全無欠のキャベツ、思わず笑みもこぼれようと言うものだ。早速、朝の食卓にコールスローサラダで登場いただいたが、もったいないと使った外葉、さっすがにこいつはちょいと固かった(汗)
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2012年06月05日

コマツナキムチ

F-note624.jpg さすがにコマツナが硬くなって来た。肉厚の葉っぱにカブラハバチの食み穴も目立つし・・・。
 出荷する訳ではないし、多少見栄えが悪くともありがたく頂くのが我が菜園の掟である。が、さすがにここまで引っ張ったコマツナは、食べるのに相当手こずる。炒め物なら葉っぱだけちぎって炒めれば当面は凌げるのだが、それもボチボチ限界を越え始めた。一気に撤収するのが一番なのは分かっている。しかし、ついもったいないという意識が・・・。
 しっかり諦める為の最終レシピ、キムチ漬けを作ることにした。野沢菜のように巨大化したコマツナを、ややクッタリとなるまで茹でる。根元には畑の土がたまっているので念入りに洗ってから、お湯に入れる。どうせ食べる前にカットするのだが、ここを切っちゃうとバラバラになってあとが大変なのだ。市販のキムチ漬けの素をたっぷり絡ませて冷蔵庫へ・・・。
 しっかり歯ごたえのある味の濃いキムチが出来上がる。もちろん子供たちにも・・・思いっきり不評、残念だ。
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2012年06月02日

イタリアンパセリ

F-note623.jpg 先日、久しぶりに農園へ出かけた時、園主さんからお声掛け頂いた・・・「イタリアンパセリの花咲いてるけど、撮る?」もちろんです(笑)
 その日、生憎撮影に適した機材を持っていなかったため、後日改めてお邪魔した訳だが、ちょうど良い咲き具合のイタリアンパセリは、思わず笑みがこぼれるくらい素敵な姿を見せていた。セリ科のお花だけに人参やパセリと良く似たお花を咲かせている。丁度開き始めた花穂にZD50mm F2.0をマニュアルフォーカス最短距離で近づいてみる。思わずオ〜ッと声がでる、奇麗だ。咲き始めで傷みのない花弁(?)がクリンと5枚巻いた真ん中から二本のシベが可愛く顔をだし、受粉の瞬間を今か今かと待っている。待ってなよカワイコちゃん、今すぐおじさんがその素敵な艶姿をデジタルデータにしてあげるから・・・って、どうみても怪しいおじさんだな(爆)
 野菜の花は意外なほど旬が短い、出会いを演出してくれた園主さんに感謝である。チャンスの神様の前髪を掴ませてくれたのだから・・・。
posted by 怪カメ at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園日記