2012年05月31日

一番花(果)

F-note622.jpg 区画も全部埋まり、これからは病害虫の予防、肥培管理の時期に入る。はやる心を押さえつつ、より良い収穫をめざすのだ。
 ナスの一番花が咲き小さな実がなった。本当はもっと早く取るべきだったが、いつものグータラ加減でここまで大きくしてしまった、反省。とはいえ、まだやった方が良かろうとエイヤでカットした。みるからにツヤツヤでさぞや立派なナスになっただろうに、人様の都合でこんな小さな内から・・・なんて感傷に浸っている場合ではない。まずは樹勢を良くする為に実に行く養分を惜しみ、本格的な収穫に向けしっかりと体作りをするのである。良いナスを永く楽しむには、ナス自体にもそれなりに体力がいるのである。
 この花の咲いたところの真下からワキ芽を二本伸ばし、3本仕立てというスタイルに管理を行なう。いまの内にこの3本の枝を支柱に縛り付け、その先のワキ芽管理の指針にする重要な作業である。とはいったものの、八月の声を聞くともうどの枝がどうなっているのか・・・どうしてこうなるのか、いまだに良く理解出来ていない。
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2012年05月30日

スラリ脚線美

F-note621.jpg 久しぶりに畑に出かけた。仕込みも終了し、ちょっと気が抜けたせいかしばしほったらかしだったのだが・・・。
 第一回の間引き後、ダイコンピクルス用に残しておいた株を遅ればせながら間引き収穫してきた。かなり大きくなっちまったが、抜かぬ訳にもいかずせっせと抜いた。保存食作りには一手間必要になったが、それも楽しみのうちと考えれば、まあこれでも間引き適期かな(笑)
 で、どうだこの脚線美、すらりと伸びた真っ白い肌に惚れ惚れするではないか。最初の間引きでも感じたが、今年のダイコンはなかなか良い予感に満ちている。抜いても抜いても真っすぐなダイコンばかり、二股や捻れ、ひねくれ者は一つもない。思わず顔もほころぶというものだ。が、まてよ、ひょっとして真っすぐばかり抜いちまって、残りは二股ばかりなんて事はないだろうか。一度気にし始めたらどうもいけない。残り全部が二股のような気がしてきた・・・いやいや、たぶん疲れているせいだ、そうに違いない。だってこんなに真っすぐなんだもの・・・いや、だから残りは・・・(爆)
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2012年05月22日

柿の花

F-note620.jpg 近頃、Webのお仕事で花を撮る事が多くなった。いわゆるサイトの管理人業務というやつである。
 この写真投稿サイト、とあるカメラメーカーのユーザーズクラブの一翼を担っているのだが、ここに投稿される皆さんの作品レベル、半端じゃない。そんじょそこらのプロカメラマンなど裸足で逃げ出すくらいである。技術もモノの見方もオリジナリティー溢れる素晴らしい作品群、特に、昨日今日写真を始めた、いわゆるカメラ女子の感性たるや、もう作家も逃げ出すレベルである。幸いな事に、旧来のプロ達にとって唯一の救いは彼女達がその作品の素晴らしさに無頓着という事か・・・(笑)
 ともあれ、日々その素晴らしい作品の洗礼を受け、打ちのめされたりインスパイアされたりしながら、一番恩恵を受けているのはかく言う管理人の私なのは間違いないであろう。柿の花、これもアイデアはこのサイトから頂いた。そういえば園主さん家の庭にも柿の木があったよな・・・いままで何を見ていたのだろうか、節穴とはこういう時に使うんだな〜・・・。
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2012年05月21日

インゲン全滅

F-note619.jpg 菜園作りには色々予期せぬ事が起こるが、こんな事も珍しい、インゲンが全滅した。
 今年はどうも発芽のそろいが悪いと気をもんではいたのだが、今頃になってこの有様である。やっと双葉から本葉へと成長し始めたまま、空気が抜けるようにシワシワのヘニャヘニャに・・・アレー、と思い軽く引っ張った途端、なんの抵抗もなくスッと抜けてしまった、それも十五粒全部、なんてこったい。
 根っこも伸び本葉も出ていれば、後はどうにでもなるはずなんだが・・・ひょっとしてヨトウムシに根際を食われたかと、まわりの地面を掘り返して見たが、例の憎々しい姿は見えず、かと言って土という事はないであろう、だっていつもと同じ施肥と土作りだもの。結局原因不明である・・・嘆息。まっ、悩んでも覆水盆に返らず、つぎだ次。蒔き直し、まだ間に合うかな・・・(汗)
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2012年05月18日

OM-D E-M5

F-note618.jpg 最近我が家にやって来た新型カメラ、コイツがなかなかイイ。解像度が高いとかオートフォーカスが早いとか、そう言った事ではない何か、う〜ん、上手く言えないな(苦笑)
 仕事でもお世話になっているフォーサーズ規格のカメラで、今流行のミラーレス機のOM-D。とにかく小さい、最初に合った時は正直いって「おもちゃ」感バリバリで、なんだかな〜の印象がとても強かった。連休前、ご縁が合って手元に来たのであちこち連れ回しているのだが、その携行性は小型軽量の先輩格E-P3にも勝るとも劣らぬほど、使い回しはご機嫌である。で、あちこちパチパチやっているうちに妙な感覚に陥ったのだ、ひょっとして俺って写真上手い?・・・いやいや冗談ではなく、一枚も二枚も腕が上がったように感じる場面が多々あったのである。
 キッチリ来るピントと画像のシャープさ、いわゆるキレがイイってヤツだ。ほぼオートで決まる露出とカラーバランス、経験こそパワーと信じて来たが、ちょいと押すだけでこんなに簡単に撮れちゃって良いのか? 困った世の中になったもんだ(爆)
OM-D ZD50mmF2.0 絞り優先オート、ホワイトバランスオート、ISO200 四倍相当に拡大トリミング
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2012年05月17日

むふふっ、直根だ!

F-note617.jpg 時期も時期とてダイコンの間引きである。立て込んだところを抜いて風通しを良くし、病害虫の予防にも役立つらしい。
 どうだ、見てくれこのスラッと長い直根を、と思わず胸を張りたくなるが、特別自分が何をした訳でもなく自然にこうなっただけでなのだが。これだけ抜いて二股はわずか三本、これが喜ばれずにいられようか。ここのところ二股、三股と塩谷瞬にも負けずとも劣らないダイコンばかりだっただけに、この春はちょっとうれしい誤算である。とくに区画内の小石の量に驚いたばかりなので、本当に想定外だ。ん、という事は、二股の原因は畑の小石じゃないのかも・・・。
 ともあれ、間引きダイコンの様子は、確実に出来上がりとリンクしているのは経験上事実である。植え付け穴にはまだ二本のダイコンが植わっているが、この分だと今年の甘酢漬けもなかなかのものが出来上がりそう、楽しみ楽しみ(笑)
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2012年05月14日

ダイコン花畑

F-note616.jpg 本格復活を成し遂げたネリマダイコン、採種用のハウス内は今まさに花爛漫、蒸せるような花の香りである。
 何度か採種用の株と花は見て来たが、これほど見事な花畑は初めてだ。この規模で何件かの農家が採種を目指す今年、ネリマダイコンは、単なる復活から全面展開へと新たなステージへ入ったようだ。
 こうなると、もう何粒採れたというようなレベルではなくなる。何千本のダイコンが採れるか、何反の植え付けが出来るか、などと一気にスケールアップするはずで、商業ベースへの展開も見えてくる数量である。とはいえ、商品化にはまだ様々なハードルがある。まっ、出荷するにも加工するにも最低限の量は確保出来た訳であるから、タクアン漬け以外、何か復活をアピール出来るアイデアがあれば・・・というところか。
 幻の地場野菜ネリマダイコンは有名なだけに、次の展開を楽しめるかどうかがポイントかな。もちろん農家は存分に楽しんでいるようなので、その点は心配していないが(笑)
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2012年05月10日

やさい畑初夏号

F-note615.jpg 連休にかまけて忘れていた「やさい畑'12初夏号」絶賛発売中である。
 今回の「野菜づくりまるごと講座」は夏の定番、スイカにカボチャ、メロンにマクワウリ、お〜、体験農園では体験出来ない「ツルもの」のオンパレードではないか。夢のツルもの、一般家庭がコイツを栽培するには、東京の畑事情ではかなりハードルが高い。6uで年間十数万円もする「貸農園」もあるぐらいだ、数十uを必要とするツルもの、いったい一個いくらのスイカになるのか見当もつかない・・・おっと、思わず愚痴がこぼれてしまったが、事情が許す方にはまたとないチャンスだ。思ったより手間いらずのツルもの、これを機会に試してみる価値はある。なにせ指導は分かりやすく、いつ見ても写真が・・・すばらしい(笑)
 この号は付録も充実している。これから悩まされる病害虫の対策をまとめた小冊子、間違いなく家庭菜園のバイブルとなるに違いない。今すぐ本屋さんへGO!(爆)
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2012年05月08日

雑草図鑑No.11

F-note614.jpg 久しぶりの雑草図鑑である。農園の作業がこの連休で一段落したおかげで、ちょっとまわりを見る余裕ができたかな。
 「ハハコグサ」というらしい。どこが母でどこが子なのか判然としないが、地味な花にも関わらずまとまって咲くその勢いと、沢山の黄色は農園の中でも結構目立つ。目立つから顔を寄せて見るのだが、まだこれから咲くのかな、と思うようなその姿は、花というよりまだ蕾のような形なのだ。でも、マクロレンズの力を借り、良〜く見てみると、これが実に満開なのだから驚く。
 同じような花にはチチコグサだのガンクビソウ、ノボロギクなんて仲間がいるが、花の形は皆同じ、区別は葉の形や葉表の繊毛などで判断しなければならない・・・らしい。面倒がだここは一つ、分かる範囲で同定するのが上級サンデーファーマーのたしなみであろう。何事もより楽しく農作業を行なうためである。という訳でトップバッターは一番有名なハハコグサ、何度も言う、これで満開である。
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2012年05月04日

雨の仕込み酒

F-note613.jpg 連休を遠くへ出かけないための言い訳、夏の果菜類の植え込みを完了した。前半最後の山場である。
 相も変わらず高速道路は大渋滞が続いているようだが、この時期なるべく遠出はしないと決め、溜めに溜まったハウスキーピングと畑作業に精を出すようになってもう何年経つだろうか。今年はいくつかイベントもあり、全スケジュールをまったりと在宅で過ごすという訳にはいかないが、それでも例年のように畑の仕込みは今日も含め最優先で済ませるのを目指す。雨が多くちょっと手こずったが、隙間を縫っての仕込みもほぼ終了、残すは枝豆第二陣にインゲン豆の播種のみになった、やれやれ。
 この頃になると、毎晩のお楽しみも日本酒からビールが恋しくなってくる。午前中、作業を終えるまでは天気も良く例年通り、と思ったが午後からまたも雨、考えたあげく仕込みはGIN、これもこれからの定番だ。今日は早めにさっぱりとジントニック・・・あっ、トニックウォーター買うの忘れた!
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