2012年04月30日

連休は畑三昧

F-note612.jpg 農園レシピにやっと追いついた、枝豆一畝を残しちゃいるが、使える寒冷紗の都合でとりあえずはここまで、まずは一安心である。
 とはいえ、次の講義は五月の二日から始まる、のんびりもしていられないのだ。前もって土作りした畝は、肥料が馴染むまで少々時間をとった方が苗の生長が良いらしい。昨日の仕込みであるから五月の二日ではちょっと早すぎるかな〜。ここはギリまでねばって四日まで我慢するしかなさそうである。自分都合の進め方が出来ないのも、体験農園での野菜作りの特徴かな。
 今回の夏野菜は苗がメインのため、その出来具合で時期を勝手に決める事が出来ないのである。園主さんが最適と決めた時期に一斉に植える事になるのだが、この時機を逃すと苗の手当に一苦労する。ここはやっぱり園で選んでくれたセットメニューが最善策であろう。
 とりあえず、そこまでの準備は完了した。相変わらず連休ど真ん中の畑三昧はどうしようもないこと、というかそのおかげで渋滞に突っ込まなくて済むのは、かえってありがたい、かな(笑)
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2012年04月29日

春作は筋肉痛

F-note611.jpg 貯めにためた畑作業をまとめてこなしてきた。いつもの事だが、体中の筋肉が悲鳴を上げている。年々歳々、春の決まり事である。
 雨が降ったり風が吹いたり、畑に入れない日々が続いたため作業量の多い春作の仕込みが随分と遅れていた。振り返って考えてみると、連休とはいえもう何年も繰り返している畑三昧の黄金週間である。これはたぶん、遅れを取り戻すために神様が与えてくれた国民的畑作業週間ではないのだろうか(笑)
 こうして春先の作業の帳尻をここで合わせるのが恒例だが、今年の体験農園は新入生も多く、素晴らしく作業のそろいが良い。要するに出来てないのは私も含め数区画、焦るったらこの上ない。まず、トウモロコシ第二弾の播種、枝豆の残り畝のマルチ張り、果菜類の土作りとマルチ張りが二畝、それとジャガイモの追肥である。こいつはほっといてもどうにかなる、後はお天道様次第だ。さて明日も頑張るぞ〜。
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2012年04月23日

区画の小石

F-note610.jpg 今年から新区画になった事は前にも書いたが、水場から遠い事もさることながら、小石の多いのにもめげそうになる。
 五年間同じ区画でやらせて頂いて、チョコチョコと取り除きながら多少そこそこになって来ただけに、引っ越し早々、新区画のこの量にははっきり言ってうんざりである。まっ、気にしなければそれなりに平気なのかもしれないが、クワをふるうたびにカチッ、と刃先に当たるのはどうにも頂けない。ダイコンやニンジンが二股になるとか、そう言った実際の影響よりも、このカチッが許せないのだ。
 堆肥や発酵肥料、苦土石灰などを鋤き込んで馴染ませておくのが、ここの流儀である。その度にカチカチと当たる小石、中にはかなり大きいのもあるが、を取り除いて行く。この作業がどうも流れを食い止めるのだ。一歩進んではカチッ、二歩進んでカチカチ、すぐにバケツの底にこれぐらい溜まってしまう。そのうちに、この作業の方に夢中になってしまう自分に気付く、だから困ったもんなのだ。要するにムキになる性格がよろしくないということかな? しかし、こればっかりはね〜。
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2012年04月18日

箱入娘の開花2

F-note609.jpg 大根ネタが続くが、これも伝統野菜の雄、ネリマダイコンである。専用のハウスでヌクヌクと育てられた種取り用の娘達、純白の花が満開だ。
 長年の選別を経てほぼ純粋種に返り咲いたネリマダイコン、参加農家の苦労も並大抵ではないと想像するが、どうも全員実に楽しそうなところが、妙に引っかかる(笑) お付き合いしてる方も何だかワクワクしてくるのは、たぶんそのせいにちがいない。名人と呼ばれる年長者、復活の実務を担当する壮年層、それをサポートする行政の担当者と農協の職員達、これだけ駒が揃えばうまくいかない訳がないではないか。
 楽しみながら・・・言い方を変えるなら、遊びながらといっても良いが、皆で成果を共有しながら、一歩一歩前に進んできたのである。その大きな結晶がこの純白の花、咲き誇っているのは単にダイコンの花ではなく、参加者全員の熱い思いと人生を楽しむ気持ち、かな。
 その輪を記録できる幸せは、何物にも代え難い。
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2012年04月17日

桜島大根の花

F-note608.jpg 桜島大根に花が咲いた。ここ関東でどこまで育つのか期待と不安の半年だったが、どうにか目論みは達成された・・・かな?
 伝統野菜というジャンルがある。昔からその地域だけで生産、消費されてきた流通量のやや少なめの野菜たち。有名どころでは京野菜、鹿ヶ谷カボチャや壬生菜、聖護院大根、九条ネギなど、今や全国的に流通している物もある。そんな中で、誰もが知っている有名地野菜がサクラジマダイコンではないだろうか。子供の頃から刷り込まれた名前、一部女子達には悪夢が蘇るかもしれない(笑)が、でかい大根との共通認識は全国区である。その火山灰質の土壌で大きく育つ大根を、肥沃な関東ローム層でどこまで育てられるのか、つきない興味を実際に試した訳だが、結果は家の光協会「やさい畑」の記事に期待するとして、その後の経過がこれだ。
 収穫した残り、花を見るため残してあった株が春の訪れとともに見事に花開いた。紫色の花弁に二重円の花枝・・・なかなか見応えのある奇麗な花をつけた。大きさと同じように花姿もゴージャス、これならちょい太めも、気にならない?(爆)
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2012年04月16日

残ったネギ苗

F-note607.jpg 春の嵐に襲われ、存続の危ぶまれたネギの種、どうにか発芽してくれた。あ〜、これで今年もあの美味いネギにありつける。ありがたい。
 よりによって、今年のネギ苗の畝はちょっと短めにしたのもあり、植え替えの数が確保出来るかどうか心配なところであった。それもどうにかクリア出来そうである。七列に種を蒔いたのだが、風上の南西側は見事に消滅、一粒も生えていない。畝自体も角が取れ丸くなっており、相当な強さの風が吹いたのは容易に想像出来る。寒冷紗が飛ぶくらいはいつもの事だが、地面の形が変わるぐらい吹いたのは初めてのことだ。同じようにホウレンソウ、コマツナも、西側の一列はポツポツと蒔き忘れたかのようなありさまだ。まっ、それでも残りが上手くいってくれればなんの問題もない。だって、いつも消費するのに苦労するぐらい採れる訳だから、却ってちょうど良いぐらいのもんだ。
 と、強がりを言ってみたが、本当はかなりホッとしているのである。あんな芥子粒のような種が、蒔いたところに残っているのも大したものだが、飛んで行った先でも芽を吹いているのである。種に秘めたパワー、侮れないゼ。
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2012年04月10日

オーバーヒート

F-note606.jpg ちっ、やっちまったゼ。オーバーヒート、仕事の帰り首都高大宮線の上り車線、新都心出口をちょっと過ぎた辺りで車から異音・・・。
 カラカラと乾いた音が徐々に大きくなり、水温計が上昇。あれっ、まずいな〜と思う間もなく「Check Engine」の赤い警告灯が点灯。えっ、何事と思ったが、何かの間違いかかもしれないなどと、正直なところ気持ちが揺れた。幸いな事にすぐ先に非常駐車帯の看板が見えたので念のため、左に車線を変更しゆっくりと車体を停止。しばらくすると水温系の針は下がり始めたが、車内にきな臭いような、焦げ臭いようなにおいが漂う。うへ〜、本格的にまずいゼ、これは。ボンネットを開けると、冷却水のリザーブタンクから水が飛び散ったような跡が見える、これか〜? エンジンオイルは入っているが、どこかで何かがまずい気がするな。ここであきらめた、さあ、電話だ。
 緊急電話に掛けると、自分でレッカーを呼べという事なのでJAFに連絡、トンネル内で携帯が繋がらないと思ったので緊急電話に頼ったのだが、いまやどこでも繋がるらしい。意外なところで新発見である。で、この写真、いつものディラーまで牽引してもらうこととなる。トホホ。
でも良い事が一つだけ、JAFのレッカー車の助手席、一度乗ってみたかったのよね〜・・・まるで子供だね(笑)
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2012年04月06日

キャベツ苗

F-note605.jpg なんだかせわしない一週間だった。大風で種は飛ばされるし、奈良出張は二度目の爆弾低気圧で帰京が危ぶまれる始末、サクラが咲く頃はどうも落ち着かない。
 葉モノの発芽がチョロチョロと始まった。残されたものは多分丈夫なヤツに違いないとあきらめ、数は減ったが出来に期待しよう。サッサと次だ。
 という訳でキャベツの植え付けである。園主さんの苗場から苗を移植するのだが、長い冬のため苗の生育が思うにまかせず一週伸びた。それでも、ここのところの好天で、このように良い具合に大きくなっている。週半ばに第一回の講習があり、すでに区画には植わっているところも沢山あるに違いない。遅ればせながら、この週末には参戦出来そうであるが、あちこち咲いた野菜の花も気になって落ち着かぬ。まっ、この落ち着きのなさは筋金入り、小学校の通知表にも判で押したように書かれていた。春のせいばかりではない、一生変わらぬ固有の性質ってヤツだな、たぶん。キャベツも同じようにバタバタと大きくならないものか。
posted by 怪カメ at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園日記

2012年04月01日

大風の影響

F-note604.jpg いや〜、すごい風でした。おかげで撮影会は順延になるし、たまった洗濯物はそのままだし・・・遅れてきた春一番ですかね。
 正確には立春から春分までに吹く強い南風、ということなので、昨日の大風は春一番ではないということになるのですが、今年初めて吹く強い南風には違いありません。農園は播種したばかりで寒冷紗は掛けているし、何の心配もないと高をくくっていたのです。ところが、今日、様子を見に行って驚きました。寒冷紗が外れているのは想定内でしたが、まいた種が露出していたのです。
 軽く覆土、とはいうものの数ミリは覆土したはず、それがことごとく風にはがされ、沢山の種子が地面の上にポツンと・・・。慌ててホウレンソウは指で押し込み、小松菜は改めて細かくした畠土を上から撒いて覆土しました。どれだけの種が飛ばされたかは・・・見当もつかないのです。この二種はまだ分かりやすく状況が目に見えますが、問題はネギ、種が細かく、その上コーティングもされていない炭のかけらのような種、これはいったいどうなっているのか・・・見当もつかないのです。生えてくれよ〜ネギ。こんなの初めて(汗)
posted by 怪カメ at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園日記