2012年02月20日

新学期

F-note595.jpg 体験農園は五年の就学期間で一応のメドとしている。これぐらいやればそこそこなんでも作れるようになるだろう、と言う思いと、もっと沢山の方々に経験してもらいたい、と言う考えもあるに違いない。
 去年度でその五年を満了したが、当然のことながら再応募である。今年は45区画の入れ替えに90数組の応募があり、二倍強の倍率になったと聞く。相変わらず高い数値を維持して人気の衰える事はない。さすがと言う思いと、待てよこれじゃあ落選の可能性も当然高くなり、浪人の可能性も否定出来ないではないか、気持ちは微妙だ。今年の農閑期、イライラは募るばかりである。
 そんな数ヶ月を過ごしたある日、今年の当選ハガキを受け取った。やった! これで今年も野菜が美味い(笑) 残念ながら説明会は仕事で出られず、翌日の契約と相成った。想定外であったのは区画の移転、なるほど場所も新たに再スタートか、悪くはない。はやる気持ちを抑えつつくじを引く、17番区画、ウ〜ン、農園の端っこで水場が遠い、が、まっいっか、今年も出来ることに感謝だ、早く来い春。
posted by 怪カメ at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園日記

2012年02月07日

農閑期へ

F-note594.jpg いや〜、早く済ませておいてよかったな。ここに来てこの雨、グズグズしていたら、撤収がいつになるか見当もつかないところだった。
 とはいえ、完全撤収が完了したのは先週末である。一応、収穫物は全て持ち帰り済みだったが、残滓の片付けが日曜日にずれ込んだ。きれいさっぱり平らになった区画はやけに広く感じる。およそ30u、こんなにたくさん栽培出来るかと不安になるが、レシピにそって植え付けて行くと見る見る一杯になる。挙げ句、あれも植えたい、これも植えたい、もっと植えたい・・・なんて、自分の欲深さに改めて気がつき呆れることにもなる、反省。
 ともかく、これでしばらくは農閑期、畑に通うこともしばしなくなるのだ。毎年のことだが、終わってすぐは、やっぱりちょっとホッとする。厳寒期になっても成長をやめないコマツナ、霜でぼろぼろになってくるハクサイ、ヒヨドリに突っつかれ始めるキャベツ、等々、いわば早く食べなきゃ的な強迫観念に襲われなくても済むのだ。しかしそれも2週間余だろうな、すぐに畑禁断症状が・・・早く来い、春。
posted by 怪カメ at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園日記

2012年02月04日

スズナリキャベツ

F-note593.jpg さて、困ったぞ。農園も終了し、畑にはなにも残っていない・・・公式には、だが(笑)と言うことで、直前までのストック写真から来期にまわせない物を消化しておくことにする。
 スズナリキャベツと言う話が出たことがあるが、我が菜園のキャベツはそんなシャレた物ではなく、シンクイムシにやられた結果、ワキ芽が伸びてそうなったのである。例年はそれでもいくらか収穫する為に、大きなワキ芽を残して後は片付けるのだが、スズナリと言う言葉につられそのままにしておいた。
 今年はそのせいではないだろうが、なかなか立派にスズナリ状態が出現、いつもなら締まりのない玉が多いが、今年はわりとしっかり撒いてくれた。これならスズナリも悪くない。ゴロゴロと小さなキャベツが沢山採れた、嬉しくはないが悪い気はしない、この辺が素人の悲しさであろうか。
 このまま大鍋にぶち込んで、鶏手羽先なんかと固形スープで煮込めばそれだけで良いスープが出来る。寒い夜にはうってつけの一品だ。
posted by 怪カメ at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園日記