
果たしてこの時期、カマキリなんて見たことがあっただろうか。それでも十一月の上旬には暖地で観察出来ることもあるらしい。がしかし、今はもう十二月目前である。三の酉まで終わってしまったというのに、サントウサイの上を悠然とのし歩くカマキリは、やっぱり珍しい。
カメラを近づけると、キッと振り返って警戒のポーズをとる。こいつなかなかカワイイ奴である(笑)ディフューズされた内蔵ストロボの光に首を傾げながら「あ〜、何見てんだよ!」と言わんばかりの目線を寄越す、一筋縄では対処出来そうにない、きっとヤンチャな奴に違いない(爆)。
撮影は例によって50mmマクロを限界まで延ばし、カメラを前後させてピントを会わせる.掛け値無しの最短距離撮影、今回ちょっと寄りすぎたか、もう少し後ろが写り込んでも・・・。