2011年06月29日

そろそろジャガイモ

F-note519.jpg ジャガイモがそろそろ収穫適期だ。ボチボチ掘らなきゃと考えているのだが、体の空いた日が、どうも雨と重なる。
 地上部がこのように枯れ始めると「そろそろ掘っても良いですよ」と園主さんから指示が出る。よしよし明日には、なんて考えていると・・雨が降る。ちっ、舌打ちの一つもして次のチャンスを伺うが、またも雨。そんなこんなで一週間程そのままだ。この週末は立て込んでいて、なかなか畑に足が向かない。困ったな、早く新ジャガを食べた〜い、なんて叫んでもどうにもならない。掘らないで置いといても、すぐにどうのこうのなるもんでもないが、そこにある、というだけでどうも落ち着かない。相変わらずの貧乏性だ。
 今年は芽欠きをいつもと変えてある。通常2〜3本のところを、多めの4本。昨年の収穫にはお化けジャガイモが沢山あったので、ちょい小さめを狙ってみた。さて、どのような姿を見せてくれるのか楽しみである。とはいえ、地面の下は神様の領域だ。どのような形でも美味しく頂くのには変わりがない。ありがたい、ありがたい。
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2011年06月28日

雌花とヒゲ

Note518.jpg 毎度々々繋がっていると聞きながら、確認していなかった雌花のヒゲの先。今回しっかりとクロスアップで視認完了。
 話には聞いていたし、それとなく分かってはいたが、あのトウモロコシのヒゲはツブツブ一個ごとに一本づつ繋がっている・・・という情報をカメラの目を通して確認完了だ。間違いなく個々のコーン粒から、とても繊細な半透明のメシベが包葉を押し分けて顔を出す。このメシベに穂先の雄花から花粉を受け取る仕組みになっている。以前にも書いたがこのメシベは表面が粘着質になっていたり、鉤状の突起があったり、花粉を取り込み易くする仕組みも備わっている。ともあれ、この受粉完了ではじめて、あの香ばしくも甘いトウモロコシの収穫となるのだ。
 雌花なのに「ヒゲ」とはいかがなものかと調べてみた。正確には花柱というらしく「南蛮毛」という生薬に使用され利尿作用の効用があるらしい。いかがなものか、とは言ってみたものの、世に、ハートにヒゲを蓄えている女性は、あくまで個人的感想であるが・・存外多い。
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2011年06月27日

枝豆の花

F-note517.jpg エダマメに花がついた。いかにも小さい白い花、以前にも撮影したことがあるが、今回はクロスアップの沼にたっぷり浸かった超ドアップである。
 近頃、Web上の管理人業務でハマりつつあるクロスアップの世界、こうなったら行き着く所まで行くしかないと、なりふり構わずの突撃撮影だ。愛機、OLYMPUS E-5 に50mmマクロ+EXT25mm、慣れぬ身にはこれでも相当新しい世界をかいま見ることが出来る。今まで何となく白い花だ、というぐらいしか認識のなかったエダマメだが、この超クロスアップで覗いたそれは、見事なぐらい「豆の花」だった。数ミリサイズに縮まったエンドウマメそっくりの超小型版と言うところか。
 まあ、れっきとした豆・・大豆なんだから当たり前といえば当たり前か、それにしても小さい。まとわりつく虫達もそれに合わせてマイクロサイズだ。もう肉眼では確認仕切れないなんだか分からぬモノ達が、チョロチョロうごめいている。黄色くて長いとか、黒くて手足があるぐらいしか視認出来ない。それもかなりの量、きっと美味いものが奥に隠されているに違いないが、逆さになっても味見も出来ない、なんだかちょっと悔しい・・。
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2011年06月24日

風の波長

F-note516.jpg この風は何だ! 明け方から強い南が吹き付けるネリマは気温がうなぎ上り、まだ梅雨も開けていないというのに,今年も猛暑の予感?
 地理的に南が吹くと気温が上昇する位置関係にあるらしく、今日もいとも簡単に三十度を越えた。少々の気温上昇は夏野菜にとって、けっして悪くないが、この風はどうも頂けない。ツルモノは傷むし、トウモロコシは傾く、茄子に高温は良い影響だが、それでも葉っぱはかなりクテッとしている。それよりも、一番影響を受けるのは人間かもしれない。熱風の吹き抜ける縦積み長屋はまるでオーブンの中のようだ。湿度の高い風は汗の蒸発も妨げ、体温も上がり気味、老体には堪えるゼ。
 心配になり畑に来てみたが、どうにか野菜達も踏ん張っているようで、それほど作業の必要もない。普段、表情の見えない「風」も農園のトウモロコシやエダマメの葉を揺らしながら、奥から走ってくるのが見える。広い空間全体で吹いているようだが、存外単体のボリュームは小さいのかもしれない。光や波と同じように風もある種の波長をもっている。
 調子の上がって来たキュウリでももいで帰るとするか、シャワーを浴びたら塩揉みしたキュウリと例の黄金の液で体温を下げるのだ。ん〜っ、風も収まった気がする。
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2011年06月23日

きた〜っ、夏

F-note515.jpg 今日はそうでもなかったが、昨日の農園はドピーカン、一気に夏の盛りの気温と日差し、うんざりだゼ。
 東京で一番気温が高くなる練馬区、一番は何でも素晴らしいが、こればっかりは勘弁してほしい。南東の風が吹く夏は、横浜辺りに上陸した風をクーラーの廃熱が徐々に暖めて北西に向かう。当地にたどり付く頃にはすっかりヒートアイランドの熱を吸収した熱風が、農園と言わず団地と言わず吹き抜ける。去年の最高気温37.7℃は伊達じゃない。体温より高い気温っていったい・・・。
 昨日の空は去年の再来を予感させるが、トウモロコシにはよく似合う。梅雨明け頃の抜けた青空、ちょうど雄花雌花も咲き始め、元気なトウモロコシ収穫の予感である。照りつける太陽を若干の画像処理で表現してみた。暑そ〜、と感じていただければ、カメラマン冥利である。焼けたアスファルトなら陽炎でも入れればもっと効果的だが、ここは農地、それほどまでの照り返しはない。ただ、肌にまとわりつく湿気だけは、どうした処理が効果的だろう、今年の課題かな。
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2011年06月20日

新品種?

F-note514.jpg 数少なくなったネリマの農家だが、我が体験農園に向かう途中にはまだ多くの畑が点在している。その中の一軒、ブドウの栽培もやっている農家のトウモロコシ畑に、ちょっと変わった雄花を発見。
 いつもの外国製ママチャリで畑通いの途中、ふっと目の端に留まった違和感、何だろうと思いつつ眺め回すが、この時期あるべき所にあるトウモロコシが穂を風になびかせているだけだ。んっ、まてよ、この穂なんでこんなに短いのだろう。区画のトウモロコシはこの倍はある。ススキのような穂は先が垂れ下がるくらいに長く成長する。それがこいつと来たら、まるでじゃんけんのパーのように勢い良く開いている。
 ひょっとして新しい栽培方法かと思い近づいてジックリ眺める、おっと接写レンズ:老眼鏡は必須だ。しかし、先っぽを切りそろえたような跡は見当たらない。人の手は入ってないようだ。もう何年もあちこちいろいろな種類のトウモロコシ栽培を見て来たが、まだ見た事もない品種があるのだろうか。興味がわく。
 いまもちょっと変わったトウモロコシを育てているが、それにしたって雄花の穂は長い。この先、どのような実がなるのか楽しみである。あまり長い間しげしげと見ていると野菜泥棒と間違われそうだ、早めに退散しなきゃ、ケンノン剣呑。
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2011年06月19日

忠実な追肥

F-note513.jpg やっとトウモロコシの追肥をやっつけた。雄花が出始めたらやる様に園主さんから指示があったが、どうにか追いついた。
 もうすっかり雄花も出そろい、雌花もチョロチョロ顔を出している。やや遅れ気味だが、一気に二畝分まとめてトウモロコシ配合肥料で帳尻合わせを完了させた。第一陣は遅れ気味、第二陣はちょい早め、どちらもグッドタイミングという訳にはいかなかったが、まっ、どうにかなるだろう。
 追肥を行うために、張り込んでいたビニールマルチをはがす。いつもの様にびっしりとトウモロコシの根張りが確認できる。これを見るたびに感心する。植物はただひたすら生きるために根を張り続ける、たぶん言い訳などしないのだろうと思う。ただひたすら生き抜くために・・。
 おっと悪い癖が出た。自然の営みに勝手な解釈を押し付けるご都合主義、野菜は淡々とプログラム通りに成長を続けているだけだ。人様の思惑とは関係のないところで時間が流れている。さて、こちらも自分の都合に忠実に生き抜かなくては・・誰かいいタイミングで追肥、お願いします。
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2011年06月17日

野菜オタク

F-note512.jpg 何年経っても区別のつかないピーマンとシシトウの花、今年はしっかり間違いなくピーマンと声を大にして宣言する。
 実は先日、シシトウの初収穫を終えたばかりなのだ。当然、残るこちらはピーマンということになる、もしくは・・なんて言い訳も、苗を間違えたりしない限り大丈夫だ。ん〜、たぶん間違えてないと思う、おそらく大丈夫・・・なんだか心配になって来た。
 疑惑を振り払い、よ〜く見るとメシベの根元が膨らんですでにピーマンらしき姿が見える。そういえばシシトウの花はここがシシトウだったかもしれない、つまりちょっと細めの様な気がする。あくまで気がするだけだが、良い勘所ではないかと自画自賛したくなった。これは近々シシトウの花も覗いてみる必要があるな。
 同じ一輪の花でも、咲いてからの時間でこの部分は刻々と変化している。受粉後、徐々に膨らんで「実」になるのだから当然だが、果菜類は目に見えて大きくなるようで興味深い。カメラも一度撮ったから終わり、という訳にいかないところが面倒くさくも楽しいところ、野菜オタクだね、まったく。
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2011年06月15日

レストラン「ネギ」

F-note511.jpg 怒濤のネギネタである。そろそろ引っこ抜こうかと思ってる矢先、こんな姿を見ると、もうちょっと・・なんてね。
 蝶に、カナブン、蜂、みんな顔をネギの花に突っ込んで無心に密(?)でも吸っているのであろうか、カメラが近づいても身動きさえしない。チュルチュル、チュバチュバと音まで聞こえて来そうな勢いだ。それにしてもネギに蜜なんかあるのだろうか? あったにしてもそれほど甘くはなさそうだし、匂いもかなりキツそうだ。にしても、何か吸ったり舐めたりしているのは確かだし、それも彼らには相当「美味いもん」であるのはこの姿勢からも間違いなさそうだ。
 でも待てよ、そもそも「蜜」は全てのものが甘いわけではないのかもしれない。人には感じない独特の薫りとか、昆虫にしか感じない味覚があるのかもしれない。舐めてみようと思ったが、どこからどう手をつけたらよいのかはたと困ってしまった。昆虫目線にはいまだになり切れない、まだまだ修行が足りないか。
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2011年06月14日

ネギの種

F-note510.jpg 野菜も植物として見ていると、いつもと違った色々な表情がみえる。今年、しつこく追い回しているネギに種が出来た。
 春先に撒いたあの炭のかけらのような種だ。花の表情ばかり狙っていてチャンスを逃したネギ坊主、その姿の余りの立派さに手つかずのままで置いてあったが、ここにきて「種」を熟成させたようである。なんだか配られた種よリ立派な気がするが、レンズの魔法かもしれない。
 先日来取り組んでいるオールドレンズによる作品、こいつもその線で攻めて見る。フィルムカメラのレンズにアダプターを介して愛機OLYMPUS E-5に取り付ける。撮像素子の大きさの関係から昔のカメラの100mm相当の画角になるが、種を撮るには拡大率が足りない。デジタル用の25mmのEXTチューブにOMレンズ用の14mmEXTチューブを継ぎ足しネギ坊主に向かう。結構な拡大率だがピントが・・・あっ、合わない。開放では滲みが強すぎてどこに合っているのやら皆目検討がつかない。致し方ない、F2.8まで絞り込む。お〜、どうにかみえてきた。気合いを入れ、えいやっ、とシャッタを切る。老眼にはちょっとキツいゼ〜。
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2011年06月13日

新、ネギの花

F-note509.jpg 園主さんにお願いし、ここまで引っ張った甲斐があったというもんだ。ネギの花、新境地のゲットである。
 ここのところハマっているオールドレンズ遊び、最新式のデジカメにフィルムカメラ時代のレンズをくっ付け、甘い描写を楽しんでいる。どうやら補正し切れていないレンズ収差が感光素材の違いでもろに出るらしい。
 OLYMPUSのPENシリーズ、ミラーを取っ払った一眼カメラ(一眼レフではない)を標榜し、新境地のカメラワールドを構築中だ。こいつがミラーがなくなった分フランジバック(レンズから感光素材までの距離)に余裕ができ、これを利用してカメラ各社のレンズがアダプターを介して付けることが出来るのだ。同社のフィルム時代の名玉50mmF1.4を格安で手に入れ、あらゆる手段を講じてクロスアップが出来る様に手を加えた。この世界だけには足を踏み込まぬよう気をつけていたが、いきなり首までズッポリである。まっ、面白いからしょうがないが、どこかで踏みとどまらないと、そこには深〜い沼が在るらしい。
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2011年06月12日

問題は量か?

F-note508.jpg もしや,とは思っていたが、引っこ抜いてこれでは,落ち込む前に笑っちゃうしかない。見事な二股ダイコン、「ベランメ〜,勝手にしやがれ」なんて地面にひっくり返った江戸っ子を思い出す。年代か・・。
 予想してはいたので、あえて地上部が怪しい奴を引っこ抜いて見た。やっぱりな〜、こうじゃないかとは思っていたが、実際目の当たりにすろと,ソコソコめげる。いや〜食べりゃ同じと強がっても、なんだか釈然としない気持ちは完全に残る。いつも悩むんだよね〜、形が悪くたって同じじゃないか、なんてね。でも、じっさいこういうのを引き抜いた時のガッカリ感は、自分でもびっくりするぐらいはっきりと・・・ある。
 この気持ちは何だろう,プロでもなければ出荷もしない自家用消費だけなのに、凄く残念な気持ちになる。見栄はるにしたって相手がどこにいる訳でもない,常に自分自身に向かって問いかけているだけなのに・・。量目はかなり少なめで食べ出はない、まさかここに反応している訳じゃないよな〜、もしそうなら、寂しすぎるぜ、自称上級サンデーファーマー。
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2011年06月10日

ネギとヒラタアブ

F-note507.jpg どうにかものにせんと残し続けているネギ、本体より来客の存在感で一枚ゲットかな?
 毎度おなじみの来園者「ヒラタアブ」君、一応益虫の仲間だが、そういうことよりもあの虹色の羽と独特の動きで魅了するフォトジェニックなモデルさんである。独特の動きといったが、実に写真向きというかホバリングが得意なのだ。空中で一瞬でも停止してくれるのは撮影者にとっては大変ありがたい。すかさず押したシャッターで、その動きと上手くシンクロした時は最高に気分が良い。要するに撮り易いのだ。
 とはいえ、マクロで昆虫を追いかけるのは神経を使う。じっとしてくれる時間はほんの一瞬、花の上をあっちへサカサカ、こっちへチョロチョロ、思う様には動いてくれない。思わず声を掛けるのも、怪しいおじさんじゃなくても理解できるというものだ。「おっ、いいねそこそこ」「あ〜、そっちじゃなくこっちこっち」「そのまま動かないで、そのまま」・・・本人は心の中で話しかけているつもりだが、通りがかりの人が振り返って見てるのを考えると、声に出してるんだろうな〜たぶん。やっぱり、怪しいにはオヤジには変わりがない。
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2011年06月09日

旬は短い

F-note506.jpg 気温の上昇と共に収穫シーズンの始まりだ。これからほんの二ヶ月ほどの間に、キュウリ、茄子、トマトなどの夏野菜が怒濤の収穫を迎える。
 手始めにキュウリ、ししとうを可愛く収穫。やっと手間がかからなくなったと思ったら、今度は野菜の成長とともに、競争のごとく消費に邁進する。ボヤボヤなんかしていられない、気を抜くとキュウリはヘチマに、キャベツは爆発、ダイコンはトウダチ、エダマメやトウモロコシはただの大豆や穀類へと化けてしまう。野菜の旬は短いのだ。
 今年の減点野菜はなんといってもキャベツ、春先の成長不良から欠株、油断から害虫の猛攻を受け危うく全滅の危機、まっ、色々あったが何個かは胃袋に収まりそうで、のど元過ぎればなんとやらだ。心配なのはダイコンである。どうも地上の様子が危ない、その斜に構えた青い首筋が地下の曲がりを予感させる。まるで反抗期の子供の様に奥底の歪みは外見に出る、良くしたもんである。しかしダイコンは野菜だ、どうなっても食用にはなる。人は・・なかなか厄介だが、どちらにしろ料理の仕方が大切なのは同じだな。
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2011年06月06日

アジサイ

F-note505.jpg ここのところ気候もまあまあ、区画の野菜も概ね順調だ。キャベツの食害も根性の防御策が功を奏したようで、大きな進行は見られない。ちょっと気の抜ける今日この頃である。
 区画の生育は事もなしだが、写真ネタがイマイチ見当たらない。なんか不都合が在れば、ここぞとばかり腕を振るうのだが、淡々と生長を続ける野菜達、収穫にもちょっと早い、病気、害虫もいまだ大きな変化無し。花もこれと言ったものはなし・・・弱った。
 で、フラリと農園の外へさまよい出てみる。オ〜ッ、いきなり目に飛び込んだものは、まさに咲かんとしているアジサイである。園主さんの自家用菜園の角っこで、毎年素晴らしい変化を見せてくれる大株のアジサイだ。まだ、グリーンの塊が大部分だが、少しだけピンクの花がほころび始めている。しめしめちょうどいい、またもテスト中のオールドレンズの餌食にしてやる。
 最近、Web上からこの方法を教えてもらった。フィルム時代のレンズがデジタルで蘇るのである。OLYMPUSのPenシリーズは機構上の特徴を生かしてこんなことが出来る。早速柔らかな描写のオールドレンスを楽しむ事にする、なんでも取っておくモノだね〜。
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2011年06月02日

やっ、やられた

F-note504.jpg ほんの少しの油断だった、気がついて数日後回しにしただけなのに、この有様。防虫ネットを過信したようだ。
 まるで虫かごで害虫を飼っているような状態じゃないか。ネットを取ると隣近所に迷惑が掛かるかと思うほど凄まじい。しかし、そうも言ってられないのであわててネットを外す事にした。どうにか本体には被害は届いていない、今の内だ。裏返すと案の定うんざりする光景が・・・しかしここで気後れしては元も子もない、覚悟を決め排除にかかる。時期的に殺虫剤は時期を失したようだ。かといってアブラムシと違い水洗式では限界がある。しょうがない、奥の手である。プチプチとひたすら潰しにツブス。若干良心に呵責を感じるがここは畑だ、無心に潰す。なんと晩生にも波及している、こちらも見過ごす事なく徹底的に潰す。
 今年のキャベツは生育不良、害虫の被害と踏んだりけったりの状況が続いている。昨年の防虫ネット効果に安心し切っていたところに落とし穴があったわけだ、なんだかな〜何事も常に平常心、これがなかなか難しい。
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2011年06月01日

台風と誘引

F-note503.jpg 今年はなぜか強風の日が多い。一昨日も夜中にゴウゴウと吹き荒れ、農園への心配をかき立てる。良くしたもので、こういう時に限って仕事だ。
 一日中、心配で仕事もそぞろであったが、終わり次第直行直帰、農園に駆けつけた。伸び盛りのキュウリ、トマトの誘引が遅れ気味であったため、風に負けているのではと心配したが、杞憂であった。伸びた自分を持て余し気味であるが、身を保持しようと懸命に空中に蔓を伸ばし、上に上にと上昇志向を持ち続けている姿は感動さえ覚える。そっと、垂れた先っぽを持ち上げ、麻ひもで支柱に誘引した。横向きの成長点が気になるが、2〜3日立てばすぐに元に戻るはずだ何の心配もない。トマトも同じ様に誘引固定、花房を揺すって受粉を促しておく。思ったより元気な姿で一安心である。土砂降りの雨の中、台風対策で畑に出た人もいたらしい。それを思うと今回はラッキーだったようだ。
 これから梅雨時はそう風も吹くまいが、マメな管理が必要になてくる。これからが楽しみな夏野菜の収穫本番である。
 
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